ここまでの競馬、そして天皇賞・春 (結果追記あり)

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おれは競馬を生業としているわけでもないし、負けたら飯抜きというような勝負をしているわけでもない。控除率を考えて回収率75%で上々という、かなり低いハードルで馬券を買っている。もちろん賭けるのも小銭ていどだ。

とはいえ、いまのおれは馬券で負ける感じがしない。勝負レースで当てる、というのではなく、なにかしらそこそこの高配当を引っ掛けることができるようになった。買い足した枠連一点で万馬券ということもあった。なにかしら、負けないところがある。適当に流してみたら高配当、そんなことが少なくない。

そうでも思わなきゃやってられない、というところもある。あるにしても、数字で今のところ回収率100%を越えているのだから、これは維持したいと思う。意地でも維持したいと思う。一年間維持したいと思う。ネットで確かな数字が残せるようになってから、初めてであろう100%超えを達成したいと思う。

そこで重要になってくるのがG1だ。やはりG1となると当てたい気持ちは大きくなるし、掛け金も大きくなる。とはいえ、当てたところで平場で当てたのとは変わらない。逆に、大きい掛け金を失ってしまう可能性が高くなる。G1で抑える。平場やオープン特別でこつこつ稼ぐ。

……といってもやっぱり大きいレース、この時代のいい馬が出るレースは当てたいよな、というのは仕方ないことのようにも思える。おれは機械を駆使して日本中のレースを機械的に買うような人間ではないからだ。

というわけで、春の天皇賞。おれは有馬記念サトノダイヤモンドを買って勝ったような記憶があるが、今回はどうだろう。なにせ、無茶苦茶枠順が影響するレース。そこで内枠を引いたキタサンブラックに勝てるかどうか。おれはキタサンブラックの枠順有利と見た。二強並び立たず、もこのレース。また、格が物言うこのレースでキタサンブラックは申し分ないだろう。

キタサンブラックの一着固定から相手5頭くらいの三連単。そんな感じでいこうと思う。と、案外買い目を決めるのは簡単だ。……と思ったら、なかなか5頭が絞れない。内からまずシャケトラ。本紙で◎を打ってるところがあるくらいの、伏兵といえるかどうかわからぬレベルの伏兵。これは切れない。同じように本命もちらほら見られるシュヴァルグランも切れない。長距離専門馬のアルバートあたりも展開一つで買いたいところがある。いかにも穴を開けそうなタマモベストプレイアドマイヤデウスも状態よしとのことで捨てがたい。人気急落ながら鞍上チェンジで一発ありそうなゴールドアクタートーセンバジルもあなどれない。そしてサトノダイヤモンドはもちろんのこととして、その一頭外にいるレインボーライン、鞍上のデムーロ込みでやばそうな感じはする。

9頭。いくらなんでも多すぎる。ここで単純に内枠優先して(サトノダイヤモンドは入れるとして)5頭、あたりが適当か。それより外は馬連で、とか。あと、ワイドでラブラドライトとか? まあいい、ともかくキタサンブラックありきで行ってみたい。そんな今年の天皇賞・春である。

 

(追記)

結果、キタサンブラックシュヴァルグランサトノダイヤモンドで決着した。たいしたことはないが馬券はとれた。三着がアドマイヤデウスであったならばなおさらよかったが、まあいい。ディープインパクトのレコードをブラックタイドの子が更新する。なかなかいいじゃないか。そして鞍上は武豊

あと、関係ないけど香港のレースをワーザー、パキスタンスター、ネオリアリズム三連単ボックスでとれた。ほとんど完璧じゃないか。今週も回収率100%を越えた。おれはそれで十分だ。十分なんだ。