カープは日本一になれるだろうか? いや、なれ!

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これはハマスタ……野球らしいということで

プロ野球 - 2018年10月19日 広島vs.巨人 - スポーツナビ

カープが連勝で読売を即詰めにして日本シリーズ進出を決めた。カープファンとしてこのうえなく素晴らしい結果である。

結果であるが……いろいろと気になる点がないではない。大瀬良、ジョンソン、九里亜蓮に続く先発はどうするのか(まあノムスケだろうけど)? とか、メヒアでいいのか? とか(バティスタより凡退時にも見栄えはいいのだけれど)とか、中継ぎとしての岡田明丈をもっと見てみたかった、とか、抑えは中崎で行くのか、それともフランスアにするのか、とか。いや、中崎の残してきた実績は素直に称賛したいが、短期決戦で胃薬はいらない、というのもある。というか、おれはいまだに中崎が守護神たりうる理由がようわからん。速球が160km/hに近いわけでもなく、かつての永川のフォークのような絶対的な決め球があるわけでもない。球威、威圧感、コントロール、あるいはヒゲ、なんだろうか。

ともかく、そのあたり、嬉しい悲鳴ではあるが、試す前にCSが終わってしまった、という感は否めない。とはいえ、今日の九里亜蓮から岡田へのスイッチとか、最後は中崎にこだわらずフランスアとか、よかったんじゃなかろうか。

短期決戦、なにがものをいうのか。おれはサード西川龍馬より、安部友裕を選んだことは支持する。流れ、というと曖昧なものだけれど、一つのミスが命取り感あるなか、やはり守りは盤石にしておきたい。そういう意味で、CSのMVPが菊池涼介というのも納得である(劇的なホームランもあったけれど)。菊池、安部、上本、守っていきましょう。そして、内野ゴロの間の一点も、場外ソロホームランの一点も同じ一点。四球による出塁もヒットと同じ。そういう野球でいきましょう。

……と言いたいところだけれど、凄まじい火力で殴り合ってる西武、あるいはソフトバンク相手に、そういう野球が通じるのかどうか、そこんところは不安ではある。細かい野球をしていても、ドッカンドッカン打たれておしまい、みたいな怖さがある。無論、広島打線も波に乗れば強力だ。だけれども、西武、あるいはソフトバンクの異様な得点力を見ると、打ち合いになって勝てるのか? という弱気が出てくる。

でも、西武、あるいはソフトバンクはお互いに投手陣が打ち込まれているとも言えるわけで、田中広輔四球で菊池送りバント、丸四球で鈴木誠也がホームラン、みたいなことをやれるんじゃないのか。下位打線も怖いぞ。野間の脚は速いぞ。會澤も打つぞ。DHはどう使う? 松山でいくのか、西川を使うのか。代打の切り札は新井さんか?

いや、もう、信じるしかない。投手陣の粘りを、打撃陣の火力を、守備の堅さを、そして監督の采配を。あるいは、CSを一気に勝ち抜けたことが有利になるように願おう。今はカープ黄金期。黄金期もいつまで続くかわからない。苦手のDeNAが勝ち上がってこないで、シーズン有利に戦えた読売が来たことが勢いにつながった、ということに……なってくれ。

まあ、もうわからん。わからんが、このチャンスを逃してくれるな。家族一丸、とまで言ったのだから、投手も野手もすべて補い合って、厚い選手層(しつこいようだが、先発、中継ぎに不安がないとは言わんが)を活かしきって、存分に戦ってくれ。それがセ・リーグ各球団への義務のようにも思うし(こっちが勝手に思ってるだけで、憎き広島負けろ、と思われていてもいいのだけれど)、最後戦った高橋由伸監督への手向けにもなるだろう。機は熟した、今年やるしかない。そういう思いで日本シリーズ戦ってくれ。日本一になってくれ。頼んだぞ!

 

中沢啓治著作集(1) 広島カープ誕生物語

広島・丸の愛用品はアマゾンで フェースガードって何?(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 フェースガードはヘルメットの耳あての部分に装着して使う。大リーグで着用する打者が目立つ。広島の打撃投手兼用具担当の豊田光さんによると、丸らのは米国のネット通販大手アマゾンで購入した。日本の通販ではヘルメットと同じ赤のものが見つからなかったという。

ところで、丸佳浩鈴木誠也がシーズン後半フェイスガードを着けていたのは、プレイオフを見越しての安全策かと思っていたら、着用し続けるようだ。

丸は「どんなものかなと思っていたけど、着けてみたら全然違和感がなく、気にならなかった。これなら安全のためにもないよりあった方がいいなと使っている」。

たしかに、日本のAmazonでは赤いフェイスガードは見つからなかった。しかし、プロもAmazonで買った用具を使うというのが少々面白い。そしてカープはグッズとして赤いフェイスガードを売るべきだ。いや、使いみちは知らんが。