またまたまたま寄稿いたしました。
ぜひ、読んでね!
読んだらいいよ!
読むべきだよ!
読まないことはありえません。
というわけで、野球の話をします。サッカーファンの人、サッカーの話はしませーん。
で、くるりのニューアルバムに収録されている問題曲「野球」について解説しようかと思ったんですが、それは稿を改めます。今のカープと、ちょっとそこに本拠地があるチームについて話します。
まるでカップル?広島・羽月、前夜は屋上で森下と一緒に月見て「綺麗だね」 激萌えエピソードにファン悶絶― スポニチ Sponichi Annex 野球
まずは森下が「昨日の夜に『一緒に頑張ろうね』と言って、寝たので打ってくれて本当に良かったです」と前夜、お互いに励まし合ったことを明かした。
すると羽月が、それをさらに上回るエピソードを自ら披露。
「昨日、屋上で森下さんと一緒に月を見て『綺麗だね』と。それが力になった」と話した。仲良く月を見ながら活躍を誓い合った2人。まるでカップルのような様子に、ネット上では「こんなん愛し合ってるやん」「なにこのロマンティックな感じちょっと好きなんだが」「脳内BGMが小田和正」など悶絶するコメントが多数発生した。
ちなみにかの文豪夏目漱石は、英語教師をしていた時に「I Love You」を「月が綺麗ですね」と訳したことで知られる。
やはり野球は人生だ。……って、だれかに言わされたような気がしないでもないヒーローインタビューでファンを悶絶させるくらいの余裕が出てきました、カープには。あまりにも打線の状態がひどく、「今年もだめか?」みたいに思ってたんですが、数字を見ればまだ五割にとどまってる。
投手陣は先発があと一枚ほしいな、ストレートが140km/hもいかず、変化球と緩急もつけられない投手が先発ではやや厳しい。球速があればいいというものではないけれど、それなら何かべつの必殺技がなきゃいけない。要するに遠藤と中村の奮起を期待したいと。
中継ぎ、抑えは話題の新人トリオ、塹江、中田廉が頑張っている。ただ、新人もだんだん疲れたり、分析されたりするのだろうし、フランスアやかつての救援陣がいつでも出てきてくれればというところ。
まあ、今のところ投手陣は頑張っている。森下も、栗林も本物やで。
問題は、打撃陣。ヒット数自体は悪くないが、点が入らない。これが続いていた。が、ちょっと手を入れてみたら、まだ数試合だけどちょっと機能しはじめているかな、と。
一番の変更は三番鈴木誠也、四番西川龍馬の並びだろう。おれは「日本の四番」とも言われる鈴木誠也を「三番に据えるべき」論者だったのだが、それをやってくれた。ただ、四番西川というのはちょっと想像していなかったので、どうなるかなと思ったら、これが悪くない。つなぐ四番、というのでもなく長打も出る。「問題は鈴木誠也の後」だったが、天才西川、という答えもあった。意外に向いているかもしれない。これだから野球は面白い。
で、一番は現在首位打者で当たりまくってる菊池。二番をどうするというところに、「一緒に月を見た」羽月隆太郎。期待の若手がアピールしている。ちゃんと打席では粘るし、俊足という武器を活かしている。期待できそうだ。
そして、大不振の田中広輔が外れて小園海斗が上がってきた。ちょっと田中広輔は悪すぎた。守備面でも不安が出てきた。衰えにはちと早いような気がするが、まさかまた怪我を隠しているんじゃないだろうな。
まあ、羽月も小園もまだまだ若い。ただ、なんか彼らの上昇がチームの上昇につながってくれるような雰囲気もあって、「まだ登っていけるんじゃないか」などという気にもなる。悪くない。
悪くないといえばクロンだ。他球団ファンからすると、カープファンのクロン贔屓はちょっと強すぎるように見えるかもしれない。でも、われわれはクロンに彼を重ねて見ているのだ、エルドレッドを。そのクロン、上半身故障で一旦二軍に落ちて上がってきた。上がってきて大変身とは言わないが、落ちる前よりはだんだんフィットしてきているように見える。「外角低めに落ちる球だけ投げとけば安牌」とは言い切れない感じになってきている。クロンの打順が一つ二つ上がるようだと、これは強力だ。とはいえ、しばらく七番あたりで地道に、気楽にやってくれればいいかなという気もする。フルスイングしなくてもスタンドまで届く力があるんだ。やってくれ。
……と、本拠地がすぐそこにある横浜ベイスターズとかいう球団について書く暇がなくなった。おれは毎日会社で神奈川新聞を読んでいる。ベイスターズの大本営発表的存在だろうか。大本営と違うところは連戦連勝などと書かないところだ。もう暗い雰囲気が漂っている。三浦大輔は監督向きの性格ではなかったのか? 外国人のビザについての手続きミスが相当のハンデになったのか? 果たしてどこまでこんな状態が続くのか。一応は横浜スタジアムのすぐそばで生きている人間、カープの次に気になる球団ではある。広島には負けてもらっていいが、それ以外はがんばってもらいたい。
以上。