ある女性声優のラジオを聴いていたら、「自分はタンクデサントとして前線に出たくはない。スターリンの横で<グルジアワインは最高ですね>とおべっかを使っているのがいい」などと言っていた。
……声優の名前を伏せる必要があるだろうか?
そして、その発言を聞いたおれは「ベリヤか……」と思った。おれはラヴレンチー・ベリヤが好き……好きというと語弊があるが……ベリヤという人物と彼が生きた時代のソ連をちょっとだけ興味深く思っている人間なのである。
本も二冊読んだ。って、二冊だけだ。このときは、日本語で読めるベリヤの本といえばこの二冊だけだったのだ。
「ひょっとしたら新しいベリヤ本出ているのではないか?」
そう思ったおれはAmazonを検索した。検索しても出てきたのは上の二冊だけだった。
が、おれは変なものを見つけてしまった。
チャドが発行する、ベリヤの切手。
「いや、ベリヤの切手はいらないだろう……」
そう思ってブラウザを閉じた。閉じたあと、また開いた。
第二次世界大戦の指導者。ソヴェート連邦シリーズ。ベリヤも「なぜチャド?」と地獄で思っているかもしれない。
うーむ……思い切って買ってよかった。
職場の本棚に飾った。モニタから目を上にそらせばベリヤ様が見ている。労働意欲も湧くというものである。
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gaga.ne.jpこの映画は知らなかった。
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ベリヤ―革命の粛清者 (1978年) (ハヤカワ・ノンフィクション)
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……ベリヤがタイトルに入ってるから、これ読んでみるかな。