緊急事態宣言解除記念・一般人は新型コロナウイルスをどれだけうろ覚えしているのか?

※以下に記すのは感染症の知識も医学の基本も知らない一市民の覚え書きになります。COVID-19についての正確な情報をお求めでしたら、正確な情報が掲載されているページを勝手にお探しください。

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緊急事態宣言が解除された。

これを記念して(記念だろうか?)、おれという一般市民がどれだけ新型コロナウイルスについて「うろ覚え」しているのかを書き残す。これを書くにあたって、別タブを開いて情報を得るというようなことは「しない」。「しているんじゃないの?」と疑うならべつに信じなくてもいい。

というわけで、あらためて書くが、以下は一般人のうろ覚えであって、正確性を信頼することはまったくできない。答え合わせをするつもりもないので、気になったら各自調べられたい。

これは、「一市民がどれだけいいかげんな知識と記憶をもっているのか」というたいへん貴重な記録なのである(なにをえらそうに)。

 

新型コロナウイルスについて

  • ウイルスの名前はSARS-Cov2(サーズコブツー)。
  • ウイルスが引き起こす肺炎をCOVID-19という。
  • COVID-19はなんらかの略称であって、病気と特定の地名を結び付けないという指針によって名付けられた。
  • かたくなに「武漢肺炎」、「中国肺炎」と呼ぶ人もいる。
  • 発生地は中国の武漢とされている。センザンコウだかコウモリだかを媒介に人間に感染したという説がある。
  • 武漢にある感染症かなにかの研究所から流出したという説もある。アメリカがそれを示唆したりしている。
  • イタリアがすごいことになりすぎたので、「ひょっとしたらイタリアが最初なんじゃねえか」と言われたりもした。

 

症状について

  • 無症状感染者というのが多い。
  • 無症状感染者は若者に多い。
  • 若者が感染したり、まったく死ななかったりするわけではない。
  • 無症状感染者からも非感染者にうつるらしい。
  • 嗅覚に問題が生じるという予兆があるらしい。
  • 発症すると37.5℃以上の高熱が続くことがあるらしい。
  • ガラスの破片を吸い込むくらい呼吸が苦しくなることがあるらしい。
  • さっきまで会話をしたり、新聞を読んでいた人の症状が急変して、いきなり人工心肺が必要になったりすることがあるらしい。
  • 免疫がなんかひどいことになってサイトカインストームというものが起きて、肺以外もやばくなるらしい。
  • 100歳代で死んだ人もいるが、快復した人もいる。

感染について

  • 三密と呼ばれる「密集」、「密閉」、「近密」が危ないらしい。
  • 東スポによると中国の習近平をもじった「集合」、「近接」、「閉鎖」の「しゅうきんぺい」のほうが覚えやすいらしい。
  • どこかの施設やイベントなど感染経路が特定されたかたまりは「クラスター」と呼ばれる。
  • ウイルスはとても小さいので布マスクはもちろん、不織布のサージカルマスクでも防ぐのは不可能。
  • N95、KN95とかいう医療者向けのマスクならば感染を防ぐこともできるだろうが、訓練された医療従事者が使用するのでなければあまり意味がないらしい。
  • マスクは自分がくしゃみやせきをしたときに、ウイルス入り飛沫を飛ばすのを防ぐ効果はある程度あるらしい。効果のほどは不織布マスク>布マスク>ポリウレタンマスク(黒マスクとか)。
  • ライブハウスは感染する確率が高いと名指しされた。大阪で名指しされたライブハウスの一つは、台上にピアノがあり、ホールは大きめのテーブルと椅子という感じだったが、それでもクラスター化した。
  • 満員電車が「三密」ではないのか、と言われていたが、その割には首都圏で感染の大爆発は起きなかった。経路不明の市中感染というもののいくらかが電車である可能性は否めない。
  • スーパーやコンビニでは透明ビニールののれんのようなもので店員さんを防御している。

医療について

  • 安倍首相が早い段階で「アビガン」という別の感染症対策の国産薬をすすめたが、一ヶ月くらい経って医学の方から「前のめりすぎ」とブレーキがかかった。
  • アメリカでも「レムデシビル」(?)とかいう薬が効くんじゃないかという話になったが、それもどうだか不明。
  • 亡くなった志村けんにも最後に使用されたエクモという人工心肺は、心臓と肺の機能を機械に任せて、その間に本体を休め、自然治癒を待つための機械。台数も少なく、取り扱いにも専門の技術が必要。
  • BCGと感染率に関係があるのでは? という説がある。
  • 今のところ決定的な治療薬はない。いつまでに、あるいは、これからできるかも不明。
  • 今のところワクチンはない。イギリスだったか、秋にはできると言っているところもあるが、いつになるか不明。できるかどうかも不明。
  • ピーク時は現場の医療崩壊状態が盛んに報じられ、また、ネットに当事者の声がアップされた。
  • 医療現場でも必要なマスクや防護服が足りなくなり、使い回しや雨合羽、ゴミ袋による代用などが行われた。
  • 全国民にPCR検査やりましょう、とか、抗体検査しましょう、みたいなことを孫正義とか楽天三木谷浩史が言い出したが、それには偽陽性の問題などの批判が相次いで中止になった。
  • 孫正義はどっかからマスクを取り寄せた。
  • 欧米諸国に対して死亡率は非常に低いけれど、アジアで見たら上の方。
  • 感染者数は今現在、1万5000人……内外。死亡者は、1000人には達していないが、800人か900人くらい……いたような気がした。
  • 世界ではとにかくイタリアがすごいことになって、そのあとアメリカのニューヨーク州がすごいことになった。
  • 中国はいち早く解決、という顔をしている。
  • 台湾がそうとうにうまくやったっぽいが、WHOは中国寄りで、台湾なんて国じゃないということで黙殺みたいなことになっている。
  • WHOの一番えらい人はひどく評判が悪い。
  • 韓国もわりと早く収束させたっぽかったが、ライブハウスかなにかでまたクラスターが発生してしまった。
  • 韓国で最初に大クラスターができたのは新興宗教の集会。教祖だかが(司法行政的に)殺人罪的な扱いをされていた。
  • 欧米のどこかで若者たちが「ブーマー・リムーバー」だといって、年寄り早く死ねという意味であえて密になってパーティーしたりしていた。
  • 早くロックダウン終わんないと経済が死ぬぞってデモがアメリカの一部で繰り広げられた。

国などによる対策について

  • 自らの症状を疑う人が検査(PCR検査)を受けようとしても、ぜんぜん受けられないという状態が続いた。
  • PCR検査は「今感染しているかどうか」の検査。抗体検査は「過去に罹ったことがあるかどうか」の検査。後者を統計に使えるぐらい行えば、感染者数の目安と、集団免疫への道のりへの手がかりとなるらしい。
  • 流行初期、マスクがまったく手に入らなくなったとき、菅官房長官が二回ほど、来週だか二週間後には流通すると言ったが、そんなことはなかった。
  • 466億円かけて全国民に布マスク2枚配布が決定されたが、給食当番のような小さなマスクであって、「アベノマスク」と揶揄された。
  • 配ればパッと安心するはずだったが、不良品、再検品などもあってパッと配れず(神奈川県横浜市のおれのところにも未着)、愚策扱いされている。
  • そんなアベノマスクだが、布マスク配布を諸外国が始めたことで、遅れはともかく意味はあったのではないか、という意見もある。
  • 学校の一斉休校は安倍首相が専門家会議にも諮らずほぼ独断で決定した。これについて岩田先生が「効果がなかった」という論文を書いた。ただ、諸外国でも学校休校をやっているところもあるので、評価は分かれている。
  • PCR検査の少なさなどあって諸外国から「なんか数字を隠しているのでは」と言われてたりもしているが、欧米諸国の死亡率に対して日本は非常に少ないので「なんでだろう」と思われている。
  • ロックダウン、オーバーシュートなど横文字がいろいろ出てきた。
  • オーバーシュートは今回の件があっての日本の造語らしい。
  • 緊急事態宣言がなされたときに、「人との接触を8割減らす必要がある」と言った専門家が「8割おじさん」と呼ばれるようになった。
  • ゴールデンウィークは「ステイホーム週間」にと、たぶん東京都知事小池百合子が言った。
  • ステイホームの文字列から競馬ファンは「ステイゴールド産駒かな?」と思った。
  • ゴールデンウィークの終わる日から逆算して一ヶ月前に緊急事態宣言が発出された。「発出」という言葉を初めて見た。
  • 「目途」は「もくと」とも読む。言われてみると、そちらが正しい読み方のように思えてくる。
  • ちょっと気が緩むと関東民は湘南に来るらしい。
  • 全国民に給付金10万円、という話が出たが、困ってる人に30万円に変更された。しかし、その条件が厳しかったために、やっぱり全員に10万円、ということになった。
  • 「10万円にしないともたんぞ」と最後に迫ったのは公明党の代表。
  • 国民民主党の玉木代表はわりといろいろな提案をして、さらには「与党にパクっていただいて結構」などと言い、けっこう仕事してんなと思った。しかし、党の支持率は消滅寸前。
  • 事業者などにもいろいろな助成金が用意されたが、手続きが煩瑣であり、あるいは役所のキャパシティからスピード感に欠けているという批判がある。
  • 10万円の給付金はマイナンバーカードを用いたオンライン申請が用意されていたが、実のところアナログな部分が多く、ちょっとどうにかしてくれとおれは思った。
  • 北海道が全国に先駆けて軽いロックダウンを行い成功したが、第二波が来てしまった。ちなみに北海道はとても広いので、完全な巻き添えだよなと思ってる地域の人もいるらしい。

社会・世間・生活について

  • 日本にとって最初の最初といっていいダイヤモンド・プリンセス号などのクルーズ船は、他国でも船内感染が起きて、今後クルーズ船業界がどうなるかわからない。
  • 最初の方に屋形船でクラスターが発生して、屋形船業界も困っている。
  • 3月か4月の来日観光者数が前年比99.9%減で、外国人観光客を対象にしていた業界が困っている。
  • 緊急事態宣言で飲食店が営業できず、営業したら嫌がらせを受け、あまり内部保留がある業界でもなく、テイクアウトなどを始めたりしているが、やはり売上は伸びず、困っている。
  • ひと気のない街にウーバーイーツの配達員の姿がやけに目立つようになった。
  • フェンシングのオリンピック代表みたいな人がウーバーイーツを始めた。
  • 映画館も軒並み閉鎖となって困っている。ついでに映画評論家なども困っている。アメリカなどでは新作をいきなりネット配信だ、という流れもあったりするらしい。
  • 椎名林檎東京事変?)が早い時期にライブを決行して非難されたが、そこから感染者が出たという話はなかった。
  • K-1がそれなりの時期に大会を決行して非難されたが、そこから感染者が広がったという話はなかった。
  • 春の甲子園は中止になった。
  • 夏の甲子園は中止になった。
  • 体育会系、文化系、いろいろの部活の大会が中止になった。
  • プロ野球Jリーグが急にタッグを組んでどうするか話し合ったりした。
  • 阪神藤浪晋太郎プロ野球選手として最初に感染が確認された。合コンしてたんやないか、と非難の声もあがった。
  • 東スポによると藤浪が参加した合コンを主催したのは馬主らしい。
  • OBでは梨田昌孝と片岡が感染した。
  • いろいろのスポーツ大会が中止になる中、三競オートは無観客にするなどして続行している。なかでも中央競馬地方競馬はネット投票でそれなりに売上は健闘している。
  • 岩手競馬は単年度赤字で廃止が決まっているのでピンチ。
  • オリンピックは一年後に東京で完全な形でやる、と森元総理や安倍首相は言っている。
  • アメリカで「相手に触れないプロレス大会」が開催された。
  • 相撲は無観客、そして中止。
  • 勝武士という相撲取りが新型コロナウイルスで亡くなった。
  • ソーシャル・ディスタンシング(ソーシャル・ディスタンス)が唱えられ、スーパーのレジの前の行列でも間隔が空けられるよう、足元に停止線が引かれたりしている。
  • パチンコ屋でクラスターが発生したという話はなかったが、満員電車同様当初から「密ではないか」という声があった。緊急事態宣言下での自粛要請とその自粛要請を受け付けない店の存在によって、そのパチンコの存在自体とともに急にやり玉にあがった。エへ!
  • ネットで漫画『連ちゃんパパ』が話題になった。
  • カミュの本が売れたりしたらしい。
  • テレビ局ではバラエティ番組の制作もドラマの撮影もできずに困っている。本来オリンピックの放送が入るところに穴が空いて困っている。数は多くないが野球中継の穴もあって、過去の試合を放送したり、去年の試合を放送(テレビ神奈川)したりしている。
  • 芸人は仕事がなくて困っている。家からリモート出演しやすいので、ラジオのゲストが少し豪華になった。
  • 少し前よりだぶついていた和牛がさらに売れなくなってすごく安くなっているらしいが、おれのような貧乏人には関係ない。
  • 高級魚介類なども価格が暴落しているらしいが、おれのような貧乏人には関係ない。
  • 学校が休校になり、牛乳が余って困っているので乳製品を買ってくださいという話になった。
  • 「そ」(漢字不明)という牛乳だけで作る日本古来の料理がネットで注目された。
  • ステイホームなので豚の角煮を作るぞおじさんが増えたらしい。
  • スーパーからはカップ麺、パスタ、パスタ関係品、惣菜パン、納豆などが消えた。
  • 納豆は免疫力とかいうのがどうこうとテレビで放送されたらしい。
  • 初期にはトイレットペーパーがなくなった。日本人ならではかと思ったら、海外でもトイレットペーパーに人が群がっていた。
  • アルコール消毒液はマスクと同じ頃から姿を消して、今も見られない。
  • ついでにハンドソープも姿を消した。
  • 5月も半ばくらいから使い捨てマスクがそこらで売られるようになった。まったく関係ない店が店頭にテーブルを出して売ったり、リヤカーを引いて売ったりしていた。ただ、品質の問題などから大手ドラッグストアなどでは売られていない。
  • シャープがマスクを作って売ることになってネット注文が殺到して、関係ないシャープのネットを利用した家電の操作ができなくなったりした。
  • 街に人がいなくなったので、野生生物がうろうろ出てきたりしている。
  • 世界各国で自然環境がよくなった、という話があったりする。
  • 若年層での望まない妊娠が増えたとかいう見出しを見た。
  • ステイホームでコロナ離婚、あるいはDV増加の問題などが起きているらしい。
  • 「おれはコロナだ」と言って逮捕される人が、なぜか愛知県で多い。
  • ドクター中松がコロナ対策発明を発表した。効果は不明。
  • どっかの議員だかがハイターを飲んで病院に搬送された。
  • どっかの製薬会社が空間のウイルスをどうにかするとまでは明言できない「雑貨」をすごく売りまくっている。
  • 実体経済が死にかけているのに株価は上がったりしている不思議。
  • テレワーク(リモートワーク)が普及するのでは、という話もあるが、そういう職種の大企業だけだろうという声もある。
  • テレワークを猫に邪魔されて……というのは単なる自慢(おれ意見)。
  • 休校になっている学校がリモート授業などを試みるが、家庭によって通信環境や端末の所有率が違うなど問題は多い。
  • 大学においては実作業が必要な分野の学生などが、学費の返還、減額などを求めている。
  • レナウンが倒産した。
  • ナインティナイン岡村隆史が深夜ラジオでリスナーの悩みに答え「コロナが終われば不況で美人が風俗業界に入ってくるから我慢しろ」と答えて大炎上。翌週、相方の矢部浩之から公開説教。その後、矢部が復帰する形で番組は継続。
  • 「うちで踊ろう」とのコラボ動画を安倍首相がアップしたが、上流階級っぷりに非難が殺到。たむけんのパロディを引き出した点はよかった。
  • 新聞が薄くなった。チラシも減った。
  • レナウンが倒産した。

 

……こんなところだろうか。まだあると思うけど、面倒なのでこのくらいで。あらためて言うけど、正確性に欠けるし、おれの主観が思いっきり入っているのでご理解とご容赦を。