おれはだいたいTwitterでレースの直前、ゲート入りが始まるようなタイミングで「○○がんばってー」などとつぶやくのみで、べつにレースの予想を披露しようなんて気はないのである。それは東京優駿、日本ダービーだって変わらんのである。
が、ちょっと時間があるので、前日(日付的には当日)の予想を書き込んでおこう。
第一に、皐月賞の一着、二着は抜けている、ということだ。なので、三着、もしくは紛れて二着の馬を探すという見解は変わらない。三頭目を探すレースだ。
で、三頭目はなにか。おれはガロアクリークを一番手に挙げたい。ダービーは皐月賞でゴール後にも伸びていた馬を買え。これは、レイデオロのダービーのときに知り、恩恵を受けた発想である。上位二頭は伸びていた。そして、三着のガロアクリークも伸びていた。四着のウインカーネリアンや五着のサトノフラッグより伸びていた感じがある。堂々の▲といっていい。
あやしい馬としてワーケアを挙げておくのもいいだろう。鞍上は泣く子も黙るルメール。弥生賞二着から皐月賞をパスしてのダービー。そういういのもあるのか、というのがあるのがこの頃の競馬だ。
ディープインパクト産駒ではレクセランス、というのもいる。これは亀谷敬正の予想の影響そのものなのだけれど、まあ、おさえてもいいだろう。おさえてもいいだろうという馬に、ヴァルコス、サトノフラッグ、そのあたりを挙げておく。あ、忘れちゃいけない、ビターエンダーの粘り。
というわけで、おれの本線の馬券は皐月賞上位三頭ということになる。皐月賞上位三頭で決まったダービーがどれだけあるか、あるいはあったのか知らないが、今年はそれでいきたい。ガロアクリークの人気がないからだ。
純粋な着順当てではコントレイル、サリオス。だが、馬券的妙味はガロアクリーク。本命はなにか? と言われると答えにくい。しかしまあ、本命的な馬券はコントレイル、サリオス、ガロアクリークの組み合わせ、ということになる。あと、ダービーは荒れるときは荒れるし、十番人気以下も飛んでくるので、そういうときはブラックホールあたりかな、とか考えている。いずれにせよ、おれの「がんばってー」は最後の最後だ。
ちなみに、土曜の競馬はよかった。東京の準メーンはルメールのナスノシンフォニー頭からの三連単少頭数で仕留めた(サドラーズウェルズ系のローエングリンを父に持つ馬が三着に粘るというのはどう考えるべきか……?)。京都メーンの葵ステークスは一番人気のビアンフェを本命にしたが、厚めに買っていたレジェーロが二着してくれて儲けた。この調子でロックし続けていきたいと思う。少なくとも、ダービーの資金は稼げた。やるしかない。
とりあえず、以上。