2022年 日本ダービー金曜日見解

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日本ダービー(G1) 出馬表 | 2022年5月29日 東京11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

昨日、日本ダービーの枠順が発表された。イクイノックス8枠18番。目を疑った。またかよルメール。そんな偶然ってある?

ほかで気になったのはジャスティン、マテンロウ、アスクそれぞれの二頭出し。これは今どき快挙といっていいかもしれない。七対子狙おうか。それにしても、コマンドラインと1/2抽選だったジャスティンロック、いろいろな予想家のダービー見解で無視できない扱いされていたっけな。

で、今のところの予想。本命馬はイクイノックスなんだよな。これ、なんかオークスの後追いになるようで嫌なんだよ、おれ個人としては。オークスでスターズオンアース本命にして、「こっからルメール復活街道やで!」ってやってたら、イクイノックス自信をもって買えるのだが……スターズオンアース本命にしておけばよかった。

イクイノックスは二歳の時点で「ダービー候補や」と思っていた。が、そっから皐月賞まで出てこない。その間にダノンベルーガを見て「ダービー候補や」と思ったわけだが。で、その二頭が皐月賞で負けはしたが「ダービーで巻き返しそう」という「いかにも」な競馬をして、さて本番。

これだけ考えたらイクイノックスとダノンベルーガの折り返しから三連単数点というような馬券が考えられるが、ダービーだぜ。やはり確固たる本命馬を決めて、そこから勝負したい、ダービーに参加したいという気持ちになる。

なった結果、どちらかといえばイクイノックスということになった。調教師は嫌いだが、まあいい。枠も陣営いわく「歓迎できるものではない」の承知で、ルメールの……後追いをしてみる。なにより見た目が好きなんだよな。そんなんでいいのかといえば、そんなんでいい。体質の弱さが不安点だが、最終追いきりも絶賛されていて、ダービーの人気馬の追いきり絶賛なんてものを額面通りに受け取らないにしても、最低限普通、皐月賞程度は保っていると判断しよう。ちなみに、ダノンベルーガも絶好調らしいが、皐月賞で調教師が「仕上がりすぎちゃった」って言ってたのが少し気になる。

となると、三連単の一着固定イクイノックスから、二列目はダノンベルーガに固定しないで何点か流す、という馬券にしてみようか。ダノンベルーガが飛んだら高配当期待、みたいなところも含めて。実際のところイクイノックスが「やっぱり体質弱いのにレース間隔詰まってて、しかもCコース替わりの大外不利でした」といって飛ぶ可能性も高いのだが……。

で、問題は三頭目だ。これ、常識的に考えたらドウデュースが筆頭だろうな、とは思う。思うが、ここのところの武豊にそこまで信頼はおけないような気もする。というか、おれが馬連を買えば三着、ワイドを買えば四着ということが増えた。おれが下手なだけか? まあ、外せないけれど、まあ三着候補筆頭というところで、配当もつかないだろうし、馬券的にはプラマイゼロ狙いくらいの抑えになるかもしれない。

では、高配当の使者はどいつだ。これがよくわからん。有力馬が比較的外に多く入ったので、内有利の馬場を利用してロジャーバローズとまではいかないまでも、真ん中より内の馬が穴を開けそうな気はする。

完全に逃げ宣言をしているのはデシエルトくらいだが、逃げ馬がほかにいないわけでもなく、内から逃げ粘りというのは難しいかもしれない。内で我慢して、スルスルと差してくるようなやつ。アスクワイルドモア? アスクビクターモア? 無敗のピースオブエイトなんかも、今までの対戦相手はともかく侮れないかもしれない。プラダリアはやはり関西馬で輸送あっての青葉賞組というあたりで厳しいか。マテンロウオリオンがポツンやって直線ぶっこんでくる、というのはトラックバイアス関係なしに警戒するべきか? そして、皐月賞は評価していいという声がいくつかみられるジャスティンロック。……って、もうやや外枠になってしまった。うーん。

というか、高配当の使者といったところで、イクイノックスからだとおれが上に挙げたような馬だとあまりつかないかもしれない。いっそのこと、セイウンハーデス、ロードレゼル(これもレーン人気あるか?)、ビーアストニッシドあたりまでいくか? いけるかなあ? 

ああ、わけわからんな。ディープインパクトに母父米国血統というダービー黄金パターンでもいくか? したらなんだ、プラダリア? キラーアビリティ? キラーアビリティか。まったくの人気薄にはならないだろうが、前走と枠を嫌われて人気落とすかもしれないな。まあ、ちょっと考える。

印の上では現時点で

◎イクイノックス

○ダノンベルーガ

▲ドウデュース

でも、馬券はそれ以外の人気薄を混ぜ込んで、できるだけひねって、高配当を狙う。正直、本命からしてそこまで確信しているわけでもないから、やっぱり穴狙いよ……。レース自体はイクイノックスがルメール自在の手綱さばきで快勝するのを見たいのだが。

 

あと、関係ないけど、こんな記事をメモしておく。

www.nikkansports.com

調教師生活を終え、初めて迎えるダービー。「よーし、国枝厩舎の馬(抽選対象のコマンドライン)の馬券を買うぞ」。そう言って、ほほ笑んだ。

藤沢元調教師、やっぱりダービー苦手(勝ったけど)なのでは……。いや、買えないということは勝率100%か。さすがだ。