なぜアキダイ?

神奈川県民おれ、テレビでニュースを見る。ニュースで野菜の価格高騰などの話題になる。すると、店内の様子が紹介され、店長の話が流れる、そのインタビュー先は決まって「アキダイ」。民放もNHKも決まってアキダイ。おれはアキダイなんてスーパーは知らない。そんなチェーンは知らない。でも、テレビに映るのはアキダイ。日本のスーパーを代表するかのようにアキダイ。アキダイってなに? なぜアキダイ?

まあ、調べればなんか出てくる。そういう意味で言えば、このエントリーは「いかがでしたか?」ブログみたいなものだ。まあいい。

テレビ局の取材が殺到するスーパー「アキダイ」、秋葉社長が語る“テレビに出る理由” | デイリー新潮

「記憶にあるのは、農水省さんの『野菜高騰』と書かれた資料を基に、テレビとか新聞の記者さんが取材されていたことですね。すると資料の内容が情報として古いんです。僕ら小売の情報をまとめて広報されるから、タイムラグが生じちゃう。その辺を丁寧に説明すると、記者さんにとても喜んでもらえました」

このデイリー新潮の記事を読めば、アキダイ開業までのストーリーが知れてしまう。まあ、そんなわけで、話を通しやすい、取材しやすい対象としてアキダイの秋葉社長が出てきてしまうのだろう。それにしたって、どの局も。

で、おれが贔屓にするスーパーの名前をあげれば「食品館あおば」、ビッ「ク」ライズのあおばである。

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おれは二十年近く、あおば元町店のおかげで生きてこられたといっていい。おれの食費を云々したければ、あおばに行けといいたい。横浜に引っ越してくる前は、オーケーの藤沢店だ。まあともかく、おれの貧しさをなんとかしてくれたし、今もってなんとかしてくれるのはビック・ライズ食品館あおばなのである。野菜も肉も安い。魚介類はおれが興味ないのでわからない。加工品とかは普通かな。

まあいい、アキダイの話だ。アキダイは安いのか? 背景に映り込んだ水菜の値段など見ると、あおばに負けてるような感じもする。でも、あおばが安すぎる可能性はある。全国平均のニュースを流すのに、アキダイはちょうどいい感じなのかもしれない。しかし、マスコミがアキダイに偏ることによって、報道全体が偏ることになるかもしれない。とはいえ、オーケーを取材しては、なにかべつの偏りが生じる可能性もある。紀ノ国屋を取材しても同じことだ。

とすると、やはりアキダイあたりが丁度いいのか。おれにはよくわからない。あと、おれが関西圏に名を馳せるスーパー玉出を見る限り、おおよその商品は食品館あおばで勝負になる、という感じだ。ある種の商品については玉出が上だろうが、全体的に玉出が異常という感じは受けない。そのあたりはわかっていてほしい。そんなところだ。

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……おれはスーパー玉出のショッピングバッグを二つ持っている!