１日夜、横浜市と神奈川県横須賀市で「ゴムが焼けるような臭いがする」などと異臭を訴える通報が合わせて１０件余り、消防に相次ぎました。
消防によりますと、消防隊が到着した際には臭いはなく、原因はわかっておらず、気分が悪くなった人などもいないということです。
三浦半島、横須賀あたりからはじまった異臭通報。ブックマークの情報によると6月から月イチペースで発生しているらしい。最初は海沿いの町だったが、今回の横浜市港南区、南区あたりだと、海からはけっこう離れている可能性がある。まったくよくわからない。
ただ、人が110番なり119番なりに通報するハードルというのは結構高いはず（だよね？）で、「こいつはコトだ！ 通報せにゃ！」となるレベルなわけで、ほっといていい問題とも思えない。
以下、科学教養のない人間がつまらぬ仮説というか妄想を書く。
仮説1 自然現象
自然現象。あるいは、未知の自然現象。海が原因でないとしたら……陸？ なんか安易に「大地震の予兆か！」とか言いたくもなるが、はたして。
三浦半島で謎の異臭 「南海トラフ地震の予兆か」と地震学者（NEWS ポストセブン） - Yahoo!ニュース
……って、そんなこと言ってる学者もいるのか。しかし、このコンクリートに覆われた都市の地下でどんなスケールの地殻変動が起きているのか。つーか、そんな大規模ななにかが起きていたら、地震計みたいなものにひっかかりはしないだろうか。わからん。
ボコボコ石油が湧いてきて、産油県になって神奈川県民遊んで暮らせるとか、そういう展開も面白そうだが、さすがにそれはないか。
仮説2 人為的犯行
犯行って、何罪だかわからんが。まあ、だれかがなにかをやっている、という可能性もある。オウム真理教事件では化学実験のにおいが漏れていたという話もある。
あるいは、まだ世間に知られていない「ゴムを焼く教」とかいう教団ができていて、神奈川を中心に信者を増やしているのかもしれない。……でも、そんなん見つかるよな。
まあ、どっかの工場が垂れ流してる……としたら、その日ばかりの通報ということにはならないだろうし、地域が移動している説明がつかない。
仮説3 鼻の方に問題がある
じゃあ、これはどうだ。実はにおいに実体なんかなくて、「変なにおいがする」と思った人の鼻に問題があるのだ。嗅覚に異常がある。そして、何人もの人に同じ症状がある……。賢明な読者の方ならすでにお気づきだろう、そう、新型コロナウイルス感染症の症状のせいだ！ さあ、今すぐ異臭を通報してきた人をPCR検査するのだ！
……って、それだったら神奈川県東部ばかりじゃなく、全国で通報がなきゃおかしい。全国どころか全世界だ。いいアイディアだと思ったんだけどな（←バカ）。じゃあ、コロナじゃないべつの感染症。うーん、ないか。
というわけでさっぱりわからない。記事によると「県が原因を調べることにしています」とのこと。でも、どこの部署が対応するんだろ。
環境課とか大気水質課の出番ということだろうか。なんか気になるので、はやく原因が知りたいところ。できれば、こっちの想像もつかなかったような理由だとおもしろい。いや、おもしろいで済めばいいんですけどね。
追記：
www3.nhk.or.jp神奈川県は、本格的に原因を調べる必要があるとして警察や消防、それに海上保安庁などと連携して調査に乗り出すことになりました。
「専用の機材」という謎のマシーンが出てきた。がんばれ神奈川県！
