メイク・サム・ノイズ。
ノイズでありたまえ。
この世は公的なノイズで溢れかえってしまっている。
あの情報、この情報、あの悲報、この悲報。
そんなものはどうでもいい。
おまえはおまえのノイズを社会に放て。
ありったけの力でノイズをぶちまけろ。
その結果なんて気にするな。
反応がなくても気にするな。
炎上したなら上々だ。
言葉が足りない、行動が足りない。
無軌道な言葉が足りない、行動が足りない。
脱線してもそのままアクセルを踏み続けろ。
行く先はだれもしらない。
おまえが知っていてもならない。
おれが知っているわけでもない。
踏み続けたさきに見えるものがある。
見えなくなるものがある。
神様のアドバイスなんていらない。
薄暗い部屋から出るのだ。
マスクをしろ。
メガネは曇る。
それでも、一点を見て歩け。
幸いにも、世界はおまえに合わせて落ちてくる。
天が落ちてくる。
そのとき、必要なのはノイズだ。
おまえがノイズを放っているなら、
おまえは存在できるだろう。
おれがノイズを放っているなら、
おれは存在できるだろう。
おまえに見えるだろうか?
おれが。