少し早いかもしれないが、2021年を振り返ってみようと思う。
やはり今年もコロナの年だった。首都圏の知事が緊急事態宣言を政府に要求したが、その結果は出ないままだ。新規感染者数が減ったという話も聞こえない。ワクチンの普及もまだまだ始まらないし、決定的な対処薬も見つかっていない。今のところオリンピックも開催されていない。どうなるのだろうか。
アメリカでも新規感染者が減ったという話もなく、死者は変わらずに多い。なのにホワイトハウスではまだトランプが大統領をやっている。
おれはといえば、ぜんぜん仕事がなかった。一日も働いていない。働かずに、ずっと家にいた。これは比喩的な意味でなく一歩も靴を履いて外に出ていない。深夜に寝て、夕方に起きる生活を送った。起きているときはだいたい酒が入っていた。食べるものといえばカップ麺ばかりだ。
そして、ほとんどテレビばかり見ていた。録りためていたアニメばかり見ていた。野球もサッカーも、競馬すらも見ていない。テレビはやけにお笑い番組ばかりで、それを呆けて見ていた。おれはもっとニュースが見たいと思った。世の中でなにが起きているのかよくわからない。
2022年はどういう年になるのだろうか。よい年になればいいと思うのだが、その予感もあらない。みなの2021年はどんな年だったろうか。べつにおれは知りたいとも思わないが。
