2024年 エリザベス女王杯回顧 ルメールにタックルされたなあ……

令和6年11月10日東京スポーツ紙より

「レガレイラは勝たないような気がする」というところから始まった。が、二番人気想定がホールネスだった。ホールネス? 前走で新潟牝馬ステークスを勝っている。馬柱もきれいだ。けれど、これが二番人気。ということは、ちょっとよくわからんレース?

 

と、全体を見てみればやはりよくわからない。レガレイラの力が抜けている可能性はあるとしても、じゃあ二着、三着はなんなんだよ。まったくわからない。

 

そこでおれは、簡単なピックアップ法に頼ることにした。テレビ東京「ウイニング競馬」のYouTubeで、富田アナが紹介する「とみちょい」だ。それによると、前走G1かG2出走馬で、五着以内だとなおよし、という。それでチェックしてみると、内からルージュリナージュ、レガレイラ、シンティレーションの三頭が浮かび上がった。なんか悪くないバランスでは?

 

馬券はこれの三頭にシンリョクカとハーパーを入れた三連複ボックスをまず買った。そして、一応軸としてシンティレーションを選んだ。前走は十番人気で二着。でも、東スポ本紙本命だったし、大久保洋吉先生もパドックでよいと選んでいた。おれもその気になって買って、けっこう儲けた。いや、儲けたのはともかく、ブレディヴェーグ相手に詰め寄って、いい走りをしていた。直線、あの脚が使えるのならば、二着はあるんじゃないのかと思った。シンティレーションの単勝少々と馬連。馬券はそんなところ。

 

で、レース。コンクシェルやハーパーが行く。シンティレーションは中段内側。シンティレーションの鞍上はマーカンド。実は東スポ一面で田原成貴が「マーカンドならやれる! がんばれ!」的本命にしていて、それはどうかなあ? と、思ってはいたんだが、とにかく直線まっすぐビューンと走らせればいけるぞ、と信じる。レガレイラはいつもより前目。

 

直線、おれはシンティレーションを見ていた。大外をぶん回したりせず、内側を選択。さあ、ここから末脚を……というところで、横の馬にタックルされて吹っ飛んだ。吹っ飛んだ勢いでさらに内をついて伸びないかとか思ったが、レースゲームじゃあるまい、加速するわけねえよな。ぶつかったの誰だよ? と、思ったらルメール、レガレイラでやんの。まったく、ついていない。で、レース後コメント見たらルメールが被害者面していた。更に外からそんなにプレッシャーあったのか?

 

勝ったのはスタニングローズ。もう目をつぶってCデム買えばいいんですか。そうですか。二着ラヴェルは鞍上川田。おれはたまに川田が人気薄に乗っているとき手を出して痛い目にあうのだが、今回は出すべきだった。だいたい京都の10レースも「これは武豊がいいのでは?」というのは正解だったけど、ムーア買ってないとか大失態やし。そんなんばっかりや。

 

まあしかし、あのタックルでは仕方ねえよな。でも、まあスタニングローズには届かんかったかな。二着はあったかな。わからんな。わからんけど、おれが土日でずいぶん負けたのは確かだな。ああ……。

 

エリザベス女王杯(G1) 結果・払戻 | 2024年11月10日 京都11R レース情報(JRA) - netkeiba