寄稿いたしました。
『ぼっち・ざ・ろっく』をだしに、長年疑問に思っている「なんでバンドってボーカル・ギター・ベース・ドラムが基本なんだろう?」ということ、とくにギターについて書きました。
(扉)エレキギター、まだまだ魅力 20世紀、ロックの花形/今また「身体性取り戻す」動き:朝日新聞デジタル
ちなみに、数日前、朝日新聞にこんな記事が出ましたが、かんぜんに偶然です。おれが先に書いた。
でもって、書き忘れたのは、ギター、それにベースも持ち運びができるっていうあたりかな。
そんでもって、もっと書き忘れたのは、おれが今まで生で聞いて一番すごかったギターはなんだったのか、ということだ。
それは、くるりのライブにフジファブリックの山内総一郎が参加したときの「ワールズエンド・スーパーノヴァ」だ。
ワールズエンド・スーパーノヴァはこんな曲だ。
くるり - ワールズエンド・スーパーノヴァ - YouTube
おれがくるりを好きになった曲といっていい。ただ、あんまりギターのイメージはなかった。なかったけど、これをライブで見事に山内総一郎がギターで鳴らせて見せたのだ。キラキラと照明を反射する山内総一郎のギターを見ながら、「ギターってこんなことできるのか!」とびっくりした。そして、聴き入った。その後も、くるりのライブには何度も言っているけど、おれのなかでベストの演奏はあれだったんじゃないかと思うくらいだ。
というわけで、楽器全般についてまったく無知なおれ思うに、ギターは自由な楽器なんだろうなということだ。そりゃあ、楽器それぞれにいろんな自由や感情の表し方もあるに違いない。でも、それがなんかわかりやすく、ギャーンって(「ギャーン」って表現もわれながらどうかと思うが)、大音量で響き渡る、ブルースは加速していく。いや、ロックは加速しつづける。いや、ビートはゆっくり刻むべきか。まあ、いい。
生まれ変わって、もうちょっと音感とかあって、手が大きければ、ギターやってみたいなと思う。あ、でもベースもかっこいいよな。でも、仕事(音楽ではない)で左利きのベースの人にばっくれられて大変なことになったから、ベースはなしかな。なんだその個人的感情。
それじゃあ、久しぶりに……いや、この前、くるりの『愛の太陽』EP買ったばかりか、まあひさびさにフルアルバムをCDで買ったから、それを取り込むとするか。なんだって? 舐達麻の『GOD BREATH BUDDHA CESS』だよ。次はあれか、「なぜ日本語ラップはかっこいいのだぜ?」とか書こうか。なに書いていいかわかんないけどな。
BUDS MONTAGE / 舐達麻(prod.GREEN ASSASSIN DOLLAR) - YouTube