2024年 菊花賞回顧 お気に入り馬のワンツーでも……

東京スポーツ紙より

クラシック最終章菊花賞。人気は割れ気味。ダービーを強い勝ち方したダノンデサイルがぶっつけ。ぶっつけは珍しくない昨今だが、菊花賞ではタスティエーラの二着とかそのくらいか。ただ、「能力的にダノンデサイルが抜けている」という評価はちらほら見かける。ダノンデサイルから素直に行こうか、とも思った。が、ダービーと菊の二冠はタケホープ以来ないとか聞いて、やっぱりやめるかとなって……。

あっちこっちぐるぐる考えて出した結果がへデントール本命。関西の戸崎? まあ、なんとかなるだろう。外枠? まあ、なんとかなるだろう。というか、へデントールはnetkeibaのPOGで指名してた馬だ。将来性を買っていたといっていい。古馬相手の特別勝って、まあ来るパターンといってもいいだろう。

馬券はへデントールからの馬連、ワイド、あと三連複五頭ボックス。

菊花賞|2024年10月20日 | 競馬データベース - netkeiba

で、結果はこう。へデントール二着は上々なのでは? が、おれはダノンデサイルと同時にアーバンシックを軽視していた。どうもこいつは東京向きなのでは? のような。前走どこでどんな勝ち方したか、誰が乗っているかもっと見るべきだった。

それよりも、おれ、netkeibaのお気に入り馬にアーバンシック入れてたんだよね。この菊花賞に出てきたのはへデントールとアーバンシックの二頭。そのワンツーで馬連ちょっと拾っただけ。三連複なんてアドマイヤテラ入れてんのに、アーバンシック切ってやがんの。下手というか、よくないよな。三連複は取りたかった。トリガミだ。

レースはどうだったっけ。メイショウタバルが事前に語っていたように、無理にハナを取りに行かない。岩田パパが先手を奪う。少し怖い。が、最初の直線でメイショウタバルが出たかと思ったら、さらに先頭の入れ替わりの激しい競馬に。ダノンデサイルは先行好位置。が、これがズルズル下がっていた。故障かなにかと思う。が、あとから結果を見たら二番目にはやい上がりで六着していて意外に思う。

さて、この世代はどうなのだろう。ここでダノンデサイルが圧勝でもしていれば、ダノンデサイル時代が来たかもしれないが、よくわからない。アーバンシックは強かったし、ルメールも他の世代とやりあえるというコメントをしていたが、さてどうだろうか。正直、アーバンシックにそこまでのスケールを感じない。

……とか、なんとか変な先入観を持つのもよくない。失敗の元だ。最初の印象を上書きして追いかけなければいけない。そんなところ。