暑くなってきたらハッカ油について書くのがブロガーってもんだろう?

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暑くなってきたらハッカ油について書くのがブロガーってもんだろう? おれも人並みのブロガーになりたいので、ハッカ油を買ってみたのさ。

したら、なにかこう、原液を皮膚に塗り込んだりしたらえらいことになるみたいな話だ。ある種のプラスチックを溶かすという話だ。なんて危険なものだ、ハッカ油!

とはいえ、無水エタノールと精製水でスプレーを作ろう、みたいな話を拾うが、面倒くさい。無水エタノールは職場にはあるが、家にはない。精製水ってなに? ということで、100円ローソンで適当に買ったアトマイザーに消毒用エタノールと水道水、それに数滴のハッカ油で「おれなりのハッカ油噴射器」を作ってみた。

して、その結果はどうか。粗野なシーブリーズという感じである。なるほど、肌にシュッシュとやれば涼しさを感じる。ただ、その涼しさはシーブリーズよりずっと強く、長い。後ろの首筋(『進撃の巨人』で巨人の弱点になるところ)などに吹きかければ、これはなかなかいい。おれの肌は白くて美しいが(疑問があるなら確かめに来い)、赤く腫れ上がるというようなこともなく、冷たさを感じる。

そこで、誘惑が湧き上がってくる。「もっとハッカ油の分量を増やせば、クーラーいらずなのではないか」。今のところ、それは試していない。が、その誘惑はある。夏なのに、冷たい。悪くない。それに、そこら部屋中にシュッシュとふりまいてみるのもいい。それでGなどを予防できるなら万々歳だ。

と、しかしなんだろう、シーブリーズにしろ、ファブリーズにしろ、なにか高度な合成がなされたものである。ただ、なにかその高度なものに対して粗野なものを好む性質というものが現代人にはあるのではないか。お酢であるとか、重曹であるとか……、そういうところがある。そこにハッカ油の粗野さもある。おれにはそう思える。で、あんたもその粗野さに触れてみないか、と思う次第である。

 

ハッカ油P 20ml

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北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 10ml スプレー

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