囲碁と暴力。そんな組合せがあるのか。あったのだ。
『神の一手』これである。で、本作も囲碁と暴力だ。あ、パート2とか勝手に書いてるけど、べつにシリーズでも続編でもないので。
で、『鬼手』である。これもまさに囲碁と暴力。どうしたらこんなストーリーを思いつけるんかという。幼い頃の姉の仇、囲碁の師匠の仇、これに加えて、自らもだれかの仇になっているという復讐の連鎖。
映画としては、テロップの入れ方とか、『神の一手』よりもけれん味があったように思うが、けれん味オッケー。もう、あの占い師とかたまらんよな。
で、言っておくけど、おれ、囲碁のルールまったく知らない。専門用語もまったく知らない。それでも、これは見せるのよ。囲碁知ってたらもっと楽しめたかな? 逆に、ありえない盤面だったりしたらさめるかな? とくに最後の一局はどうなんかね。まあ、知ってる人は観てください。しらん人も観てください。おすすめです、『鬼手』。以上。