自分がアニメから原作漫画に手を出した作品を見て思った

anond.hatelabo.jp

数日前にこんな増田が投稿されていた。

おれはブックマークにこう書いた。

 

アニメから入って原作に手を出した作品

『咲』、『それ町』、『長瀞さん』、『ゆゆ式』、『ゆるゆり』、『イカ娘』。

2021/06/26 18:45

最初に思いついた三つを書いた。その後、「ああ、あれらもそうだった」と思って三つ付け足した。たぶん、これですべてだと思う。『へうげもの』はアニメを知らないし、『ヒストリエ』も桜玉吉作品も萩尾望都作品も森下明子作品もタカハシマコ作品もアニメにはなっていない。ちなみに、二十年以上前の、まだ実家があったそれなりに漫画を買えていた時代にはアニメに興味なく、アニメ→漫画ルートはなかったように思う。往時の週刊少年ジャンプ作品とか。すばらしいストライクウィッチーズの漫画作品は揃えているが、原作というわけではない。

で、これら、「おれが三十路を過ぎてアニメを見るようになって原作に手を出した作品」には、共通点がないだろうか。あるよな。みんな女の子が主人公だ。いや、イカも混じってるけど、イカちゃんはかわいいのでいいのだ。『それでも町は廻っている』は若干気に入り方が違うかもしれないが、まあいいだろう。もちろん、『天国大魔境』は読んでます。

ん、気に入り方? やはりそれはあれだ、夏だ蒸籠だ、それ正論、というか、なんといったらいいのか。一昔か二昔前の言葉を借りれば「萌え」的な? 今だとなんといったらいいのだろうか。「かわいいものを手元に置きたい」ということだ。四十路の独身男がなにを言ってるんだ、気持ち悪い。でも、結果的にそうなので申し開きはしない。

もちろん、かわいいだけで読んでいるわけではない。『咲』(シリーズ、と言いたいところだが、『咲日和』と『阿知賀編』が終わった今、本編しか読んでいない)にはけれん味しかない麻雀シーンがあって、「燃え」るシーンがたくさんある。加治木ゆみの搶槓とか未だにしびれるよな。

とはいえ、やはりまあ、三昔前の言葉で言えば「萌え」なのかな。よくわからない。まあ、好きなキャラがいて、それをいつでも読みたいというのは普通のことだろう。たまたまおれは女性キャラ、あるいはちょっと百合要素が好き、ということだ。え、長瀞さん? それはまあ、別の趣味で。ええ。

と、思い出した。最近百合漫画になりつつあるというか、なったというか、そんな噂を聞いた『わたモテ』も数冊買った。他にもあるかもなあ。

あとはまあ、「手が出しやすい巻数」という問題もある。それはお金の問題もあるし、部屋のスペースの問題もある。あ、おれ、基本的に紙なので(『咲』は電子書籍に以降したけど)。だから、『鬼滅の刃』も「完結したら読むぞ」と思いつつ、完結したのにまだ手が出ていない。いや、『鬼滅』なんて短い方なのだろうけど。

まあそんなところで……。え、今週のお題

今週のお題「一気読みした漫画」

せっかく漫画の話なのでちょっとだけ触れます。お題は「一気読み」だけど、この入力欄の上に出ている「ページをめくる手が止まらないぜ」ということで言うと、もう『グラップラー刃牙』の「最大トーナメント編」。これはやばくて、どこからどう読んでも面白くて、一戦終わったらまた別の巻を手にとったら、それももう止まらなくて、「これはやばい」と思うくらい読んだ。2006年の日記にあった。

goldhead.hatenablog.com

で、『グラップラー刃牙』、あまりにもやばいので、女の息子さんに譲った。もしもおれが将来、これ以上読みたい本も漫画も見たいアニメもないし、べつに仕事もしなくてもいいとなったら、刃牙三昧の日々を送る可能性すらある。『グラップラー刃牙』の「最大トーナメント編」、おそろしい作品だと思う。

なんか話が相当に変なところに着地したけれど、それじゃあ。

 

イジらないで、長瀞さん(6) (マガジンポケットコミックス)

……今は『長瀞さん』をリピートで読んでます。今日、5巻と6巻が届きました(少しずつ買うタイプ)。