米長先生三つの聖痕

 「陛下が国旗・国歌について異例の発言」について、ネット上でいくつか話題になっているのを見た。それを見ていて思ったのは「米長邦雄知名度っていまいちだな」というもの。
 米長と言えば、言わずと知れた“女千人斬り”伝説の持ち主であり、都の教育委員というよりも、“フルチン”や“おまんこ”系の人物である(言い過ぎカナ)。
 将棋を知らない人なら「え、突撃しまーすの人とは違うの?」と思われるかもしれない。けど、中原誠は真面目だったのです。女遊びに慣れていないから、ああやって破局したのです。本当なら、“棋界のプリンス”“棋界の太陽”として園遊会にお呼ばれするのは中原だったはずです。けど、将棋を普及させる目的で教育委に潜り込んだかと思ってた米長が、いきなりこの発言なのだからわけがわからない。
 しかし、将棋指しの知名度とはどんなものだろう。まずは羽生善治。これが今現在知名度ナンバーワンなのは疑うべくもない。しかし、その次となるとどうか。やはり、中原、米長となるだろうか(引退してるけど)。いや、“光速の寄せ谷川浩司を忘れちゃいけない。それに、内藤國雄や“神武以来の天才”加藤一二三? 一二三は妙に知名度が高いような気がする。聖シルベストロ騎士勲章をローマ法王から贈られているだけに、クリスチャンの間で有名なんだろうか。そんなことないか。あと、田中寅彦なんかも公文式のコマーシャル出てたっけ。
 と、適当に名前を挙げてみるとベテランが多い。最近の実力者である森内俊之も“モテ光”佐藤康光もあまり知られていないように思う。「将棋ファン以外に名前が知られる必要があるの?」とい気がしないでもないけど、羽生世代あたりには、なんかもっとアピールしてほしいな。真面目そうな彼らにだって、面白い一面があるのは先崎学のコラムを読めばわかる。いや、別に奇行を争ってくれとは言わないけれど。

[競馬]秋の天皇賞・前々日予想

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200410/ke2004102903.html

外枠不利が定説の舞台で、8枠16番を引いたリンカーンの音無調教師が、「偶数は偶数やけど、外は損やろ」と渋い顔を見せた。「去年は18番が勝ちましたよ」と報道陣から聞かされると一瞬だけ表情を輝かせたが、「去年はシンボリクリスエスやないか。あの馬はエンジンが違うんや」とすぐにガックリ。

 ちょっと予想を考えてみたけど、よくわからない。菊花賞みたいに展開から考えてみようにも、ローエングリンが行くことくらいしかわからない。シェルゲームや大外ダイワメジャー、あるいは牝馬ダンスインザムードが引っ掛かって暴走ってケースもあるだろう。けど、それを考えなければローエングリンペースだ。すると、やはり中団から前の馬だろうか。テレグノシスツルマルボーイは不利かもしれない。
 かといって、ローエングリンが逃げ切るか。横山典だし力もあるが、G1ではもう一踏ん張りきかないタイプだ。何回か買ってやっと気づいた。
 先行馬、バランスオブゲーム。鞍上のG1連敗記録は置いておくとしても、やや迫力不足。トーセンダンディ。前走の再現は難しかろう。馬自体は成長してて調子もいいらしいが。シルクフェイマス。これは侮れない。五百万条件とはいえ府中で勝ちもある。けど、雨か。ナリタセンチュリー。鞍上的にも応援したいところhttp://www1.odn.ne.jp/~tajihiro/だが(スギノハヤカゼは好きな馬だったよ)、これも雨に弱いかもしれない。ゼンノロブロイは鞍上強化。しかし、詰めは甘い。けど、二、三着なら確率高そうだ。マイソールサウンド。重賞四勝ながら、G1での結果が悪すぎるな。
 うーん、どうも決め手に欠けるなぁ。連複候補は(追い込みの有力馬も含めて)いろいろいるのに、頭に来る馬が思い浮かばない。こりゃまた三連複のボックスだな。とりあえずゼンノロブロイは確定。後はローエングリンナリタセンチュリーシルクフェイマス、あと、シェルゲームでも入れるか?うーん、配当も望めないし、どうしたものか……。