なぜ武蔵は股間を蹴られずにはいられないのか?

K-1 WORLD GP 2007 IN HONG KONG」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2007/2007080501/index.html
 なぜ武蔵は股間を蹴られずにはいられないのか? 二刀流がいけないのか? サウスポーだと当たりやすいのか? 股下の長さがいけないのか? ちょうど当たりやすい位置にあるのか? 顔がいけないのか? 戦っている相手をして、蹴りたい股間と思わせる何かがあるのか? これもK-1の演出なのか? 武蔵が股間で悶絶すると、視聴率が上がるというデータがあるのか? 真相は闇の中だ。
 あと、武蔵、男として怒りは理解できるが、あそこまで倒れきった相手にガーってやりにいってもしゃあないやん。そういう状況じゃなかったのかもしれないけれど、オスとして。
 金泰泳藤本祐介の試合はなぜカットされたのか? 戦闘竜に勝つのはともかく、ディフェンディングチャンピオンの藤本に勝ったのだ、K創世記のベテランが。階級だってチョイ下だ。もっとクローズアップしてやってくれないか。まあ、K-1らしい異常事態の決勝との兼ね合いもあるのかもしれないが……。
 俺はピーター・グラハム好きだから、ここでもう一発やってみてほしかった。が、バダ・ハリは切れていたな。あとは、中国人、ワン・チャング、やっぱり体格がな。中国人、でかいのはでかいし、スーパーヘビーとなると日本人より素材はいるだろうか。ただ、格闘技もまたスポーツ、スポーツは身体能力だけでは尽くせない、その国に根付いた文化のようなものもあり、にわかにトップに躍り出られるかどうかといえば。って、中国拳法あるあるか。体格といえばチェ・ホンマンか。なんかだんだんホンマンの試合が面白くなってきた。この中ボス感というか、弾幕を潜り抜けてダメージを与えなきゃいけない感というか、異種格闘技というか、漫画的というか、ゲーム的というか。まあ、そんなところ。