K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200612/31/index.html
 俺ももういい年なのだし、K-1やTBSがどんなものだってことかくらい知っているはずなのにな。延々と再放送なのにいらいらしてしまったよ。まあ、大晦日しか見ない人もいるだろうし、前振りはしたいところなのはわかるんだけどな。せめて枠を別にしてくれないものかな。

バダ・ハリニコラス・ペタス
 久々のペタス。K-1ジャパンで武蔵相手に大歓声を浴びて勝った試合が印象深い。バダ・ハリは“ゴールデンボーイ”とか呼ばれてるわりに、K-1の舞台では結果いまいちで、このあたりのマッチメークは興味深いだろうか。と、思っていたら、なんとも歯切れ悪いような。ペタスの肩故障で終わり?

金泰泳石澤常光
 いいように使われていた感のある二人の対決。でも俺、こういうのはこういうのでいいと思うんだよな。で、石澤の首がなんか小刻みに揺れるモーション、こんなのだっけ。タックルに行くし、押し倒しはするが、金にしっかり対処される。そして左ハイ一閃! これはいいK.O.シーンだ。しかしなんだ、やっぱりこういう場でケンドー・カシンらしさを出すのは無理か。というか、そこを混同するのは本人が嫌うところなのだろうな。

セーム・シュルトピーター・グラハム
 グラハムはハートあっていい選手。こいつとバダ・ハリとのリマッチでもおもしろかったかな。でも、どうシュルトに挑むかも興味深い。が、やはりシュルトはボスキャラ的。あの、距離を取るための前蹴りの伸びときたら。それでもなんだ、なんかシュルトさん、仕留めようとやっきになっているように見える。動きはいい。けど、会場は静かだ。こんなに静かでいいのかという気がする。3R開始直後、グラハムのラッシュ、一瞬シュルトをぐらつかせる。いいね、空手魂やね。このペースで最初からいける奴ならシュルトに勝てるか? あれ、3Rじゃなくて5Rか。4Rカットされちまったな。けど、いい試合だったわ。グラハムはナイスなオージー野郎だ。もっとチャンスを与えてくれ。って、この舞台で王者と組んでもらったってのも大きかったか。負けはしたが、結果は出したかな。

→武蔵対ランディ・キム
 いくら武蔵だからって、さすがに砲丸投げ選手相手とは……。でも、室伏兄貴が格闘技やったらみたいな妄想の一つの形ではあるか。つーか、死なないようにがんばれ砲丸の人。とか思ってたら、ジャブが鋭い、ストレートが絵になってる。砲丸投げとパンチには通じるところがあるって? 本当か雷電!? いや、畑山隆則さん? でも、右ストレートしか技がない格ゲーキャラみたいでいい感じだな。がんばれ砲丸の人。陸上選手相手にこんな戦い方する格闘家はイラネ。でも、最後はK.O.か。そんでもな、この試合はランディ・キムの試合だな。舞台に物怖じしてないし、ガードの上から突き抜けるパンチ、打たれても折れないハート、面白い。異様に発達した上半身なみに下半身おいついてきたら、ひょっとするかも。って、何歳なんだろう。ちょいきついか。でも、この色物は色物だけれどもいい色物だった。

金子賢アンディ・オロゴン
 金子賢、どうせなら『キッズ・リターン』のテーマで入ってくればいいのに。試合はなーんか、想像した通り(id:goldhead:20061213#p3)。レフェリーはもっと早くブレイクしろや。アンディも慎重になったんだろうけど、最初からローだけ蹴ってりゃよかったな。まあ、こんなもんだろう。こういうの見られるのは今のうちだけか。すなわち、レベルが上がっていって、こういう余地がなくなるか、地上波レベルから消えるか。なんとなく後者か。俺としては両立、上は上、下は下でごった煮なのがいいけどね。

→曙対ジャイアント・シルバ
 ごった煮には欠かせない肉分であるアケボノさん登場。ジャイアント・シルバ相手に戦闘竜の仇を取るという壮大なテーマ。果たしてこの試合を笑わずに見られるのか。笑ったらアメリカンポリスにケツしばかれる。うわ、ロープがびよーんってなったとこで笑ってもうた。あら、アームロックで終わりか。ジャイアント・シルバはプロレス畑だけに、もうちょっとやってくれるかと思ったけどなあ。あからさまなプロレスになったら。それはそれで困るんだろうけど。ところで、ジャイアント・シンってどこ行った?

山本“KID”徳郁イストバン・マヨロシュ
 なーんかマヨロシュ怖いな。雰囲気あるな。金メダリストというより、街の荒くれ者みたいだな。ハンガリーか。名前のアルファベットがsで終わってるのに「シュ」なのは、アヌシュと一緒だな、たぶん(id:goldhead:20040914#p3)。で、KIDちっちゃいけど、やっぱり階級通りマヨロシュが一回り小さいな。うーん、なんだ、殴られてびっくりしちゃって、こりゃ準備もないな。最後、やさしーく殴ったあたりは、レスリング者への敬意なのかね、KIDの。背中に貼ってたのはなんだろうね。

須藤元気対ジャクソン・ページ
 ジャクソン・ページはどんな人なんだろう。曙とかに気を取られて、下調べを怠ってたな。こういうとき、インターネットというのがあれば調べられるのだろう。携帯ではうまく出てこなかった。まあいいや。お、ページさん、パウンド、いいじゃない。暴力的だ。と、思ったら、三角がきっちり入っちゃった。三角ってなーんか、すげえ技だよな。けど、暴力が足りない。……と、思ったら須藤いきなり引退? 首が悪いのかね。キャリア長いから、体もたないんだろうかね。俺は、こういう風にテレビ出るようになったあとしか知らなくて、往時のことを知らないのは残念だな。格闘家でなくなったら、あまり興味はないな。さようなら。

所英男ホイラー・グレイシー
 グレイシーといえばハイアンだったら俺の暴力欲を満たしてくれそうだが、あのあとどうなったんだろう。ついでにいえば、所ブレイクのきっかけになったペケーニョことアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラってもうK-1がらみに出てこないんだろうか。で、いいわ、こういう試合もいいわ。そして所のゼロ距離飛び膝。うわあ、見せるねえ。いいねえ、十五分があっという間だわ。で、判定は所2-0で勝利。うーん、そうかね。でも、いい試合だったね。よかったんじゃないかね。

勝村周一朗永田克彦
 “リアルタイガーマスク”対ブルージャスティス、の弟。あ、ちゃんとセコンドにいるじゃん。乱入しろ、乱入。いずれにせよ、ここではヒールか? と思いきや、リング上のムーブは勝村の方が奇妙。でも、余裕綽々だろうか。って、見事に右一閃〜。そのあと詰められないけど、あの体勢から持ち上げて叩きつけるって、やっぱり膂力が強いな、永田弟。さらに勝村のジャンプ攻撃にカウンターがヒット! お、やるじゃないか永田さんの弟さん。ペイ。
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紅白回してみたらちょうどDJ OZMAまるまる見ることできた。おいおい、俺のしょぼいテレビじゃ、あのオッパイまじものに見えたぞ。苦情の電話とかいったんじゃないのか? 最後にサブちゃんが出てきたのは読めたね。→http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070101-137272.html やっぱり抗議いってたか。いや、年甲斐もなく、ちょっとどっきりしたもの。年関係ないか。
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チェ・ホンマンボビー・オロゴン
 ホンマンえぐいな。振り下ろした左四発目クリーンヒットしてるからな、止めるのも当然かな。足引きずって真ん中に持ってくるなんて、初めて見たな。しかし、ホンマン、立ち技だと無駄に打たれ強くて試合しょっぱいから、総合やってみたらどうだろう。おなじことだろうか? これはちょっとマッチメーク失敗だったか。ホンマンはショーマンシップ足りない。

魔裟斗鈴木悟
 元世界王者アクシデントで、元日本王者。ボクシングの正真正銘の。それに対して魔裟斗は「蹴って、蹴って、蹴り倒す」宣言。この魔裟斗の態度は、競技のあり方を考えれば、正しい、のではないか。それで、マッチメークに抗議すりゃあいいんじゃないのか。それでも、1Rは鈴木に見せ場。それでも、やっぱり蹴られると辛いよな。なんか、芝馬の強いのが老いて公営で走ってるような悲しさがある。でも、それとは逆に、たぶんボクシング時代はこれだけの箱で、地上波で、ってことはなかったんだろう。なんだかな。

桜庭和志秋山成勲
 す、す、すべるよって! ここですごいことになったな! カットできなかったか! ぬるぬる柔道着伝説が! まさかここまで来て! つーか、それ以前に、止めるの遅すぎる。前戦の反省はどこいったんだ! なんなんだこりゃ! 信じられない! 何もかも! ようやるよ! 考えられん! 馬鹿じゃないのか! なにもかも馬鹿だ! 何が柔道だか、ぬるぬる野郎! くたばれ! 初夢じゃねえや、悪夢じゃねえのか。

……と、そのときには書けなかったが、一夜あけてどうだろう。日刊スポーツの一面なんかさわやかに飾っちゃって、それでいいのかね。まあ、俺ももういい年なのだし、K-1やTBSがどんなものだってことかくらい知っているはずなのにな。でもな、秋山がヌルヌル柔道着だなんてのは、プロ入りのときから知れ渡ってることだぜ。俺は2004年の10月にこう書いていました。
http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20041006#p4

あと、もしもプロレスに出ることになったら、ぬるぬる柔道着ネタはやってもらいたい。

 そりゃあね、K-1のHERO'Sなんてのはプロレスみたいなもんかもしれない。今の桜庭和志とやって、どこが「幻の世界一決定戦」だ、という程度のものだよ。それでもね、桜庭だって真面目に、命がけでやってんだよ、そういうところでこうなるかね。たぶん、ぬるらなくても、秋山は有利だったと思うよ。それなのにやっちゃうかね。正真正銘、これが本物の反骨なのかね。わからんよ。あと、俺は桜庭の言うことを信じて、ヌルヌル前提で考えている。やっぱり、桜庭ほどの男がね、言うことは信用するよ。試合をストップさせるべきかどうか、抗議の方法はどうだったのか、というのはわからんところもあるけどね、あの怒りは本当だろうね。俺はそう思うね。
 でもね、ひょっとしたら秋山が悪くないという可能性もあるから、ちょっと触れておくよ。ひょっとしたら、汗が人よりずっとぬるぬるする特異体質なのかもしれんよね。魁!男塾に出てきたチャガ・ボルテの人だってそうだったもの。そのあたりを、信用できる医学として、たとえば、亀田興毅くんのまぶたカットを診断したお医者さまとかに診断書書いてもらえば、そうすればさすがの俺も秋山を悪く言わないよ。ほんとだよ。ほんとかよ。