BALDR HEARTの体験版を体験する

エロゲーとおれ、おれとエロゲー(←おれがこういう表現するのはジェイムズ・エルロイの真似だって知ってた?)。その歴史は浅い。おれはずっとエロゲーにあこがれてきたが、父親Mac使いであり、はじめて本格的に触れたパソコンもMac LC2あたりであり、Macにはあまりというか、ほとんどエロゲーがなかった。おれがWindowsのパソコンを買ったのは30過ぎてからではないか。おれの、本当にパーソナルなコンピュータ。

そしておれはエロゲーにはまった。……かというとそんなことはなかった。第一にゲームを買うには金がかかるし、第二にはやはりゲームを買うには金がかかるからだ。それでもなにか……と手を出してみたのが『バルドスカイ』であった。予備知識などなかった。なんとなく手を出してみたものだ。名前から、なにか空戦ものかと思っていたくらいだ。ところがこれが、ウィリアム・ギブスン世界の延長にあるようなサイバーパンクものであったのである。おれはサイバーパンクもの、古き好きギブスン的サイバーパンクものを愛する。ゆえに『バルドスカイ』を愛した。コンボを繋ぐ、古き好きロボットの戦いも愛した。エロの要素なんぞどうでもよい、とはいわぬが、電脳世界を楽しんだ。続編の『ゼロ』も買った。ファンディスクみたいなのも買ったと思う。

して、そのさらに続編である『バルドハート』である。発売を目前にしてその存在を知った。おれはエロゲーの情報をつねに収集しているわけじゃあない。そもそも、もし本来の発売日に出ていれば、おれは発売後に知ったことになっただろう。……これは、買わねばならぬ。そう思った。Amazonで予約した。

が、おれのパソコン、買ってから……何年経つ? このDELLのパソコンで動くのか? それを確かめてみるのが先じゃあないの。とうわけで、体験版を落としてみた。埃をかぶったゲームパッドを接続してみた。画面が表示された、キャラが喋った、そしてゲームパッドでシュミクラムが動いた。問題ない。おれはまたホットドガーになれる。そう思った。そう思って、発売日を待っている。8月には消化できない夏休みの一部を使ってやろうかとすら思っている……。

戯画 『バルドハート』応援中!

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……あれ、『ゼロ』じゃない1と2の感想が見当たらねえ。