おれはいつになったら『サイバーパンク2077』をプレイできるのか？

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サイバーパンク2077 | スパイク・チュンソフト

『Cyberpunk 2077』というゲームの存在を初めて知ったのはチバ・シティ郊外のコフィンの中だったろうか。タンホイザーゲートの闇に輝くビームの光を見たよりは後だろう。

おれはサイバーパンクを愛している。そんなサイバーパンクの世界に没入（ジャックイン）できるゲームならプレイしたいものだと思ったものだった。とはいえ、おれは洋ゲーというものをろくにプレイしたことがなく、だいたい主人公視点のゲームが大の苦手である。どうしたものか。

……と、迷っていたが、発売されて聞こえてきた評判はともかくとして、PS4版とXBOX版に問題があるというじゃないか。だとすれば、PCでプレイすればいい。なんとおれはゲーミング・ノートブックを持っている。

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PCなら表現規制も少ないだろうし、問題ないんじゃねえのか。おれはいきなりSteamで『サイバーパンク2077』を購入してしまった。自分のノートのスペックが足りているのかどうかも確かめずに、だ。今見ると、グラフィックカードというやつが足りてないようだが、まあいい。

まあ、それ以前の問題だった。さて、ダウンロードするかと思うと、「HDDの空き容量が足りねえ」って言ってくる。なんかの間違いだろ？　と思って、またクリックすると、やっぱり同じことを言ってくる。いや、おれ、このパソコン、ブログの更新くらいにしか使ってねえよ。最近はめっきり撮ってないけど、写真とかも全部外付けよ。何なん？

……と、思って見てみたら、AdobeのCreative Cloud Files、これがすげえ容量食ってた。とくにリモートワークするわけでもなく、でも、せっかくCCのライセンス持ってんだからインストールしとこって入れてたAdobeのCCだ。その共有ファイルが重かった。なにせ、おれだけのファイルじゃない、三人分の現在進行中の仕事がぶっこまれている。

で、このパソコンではいらねーっていって削除したら、現在進行中の仕事が消える。それはまずい。まず、IllustratorとPhotoshopのアプリを削除。そのくらいじゃ足りない。やはりファイルが重い。先に、Creative Cloudのアプリを削除する。これで、ここにある仕事のファイルは単なるローカルファイルだ。消しても問題ないはずだ。なあに、もしも消えたって、会社のTimeMachineから復活できるだろ、たぶん。

で、ようやく『サイバーパンク2077』を落とすことができた。いいぞ。そうだ、コントローラーだ、昔、『バルドスカイ』をプレイするために（どんだけサイバーパンク好きなんだよ）使ってたコントローラーがあるぞ。つなぐぞ。

あとあれだ、Blu-rayレコーダーが完全にお亡くなりになったので、HDMIケーブルが余ってて、試しにノートからテレビにつないでみたら、おおゴージャス、すげえ、ってなったんだけど、ノート閉じると画面もスリープ。えー。で、設定変えたら（閉じてもスリープしないようにした）問題なんだけど……。

……うーん、なんかうまくボタンが対応しねえ。コントローラが古いからか？　このままではせっかく買ったゲームができない。AmazonでSteam対応っぽいコントローラーをポチる。

が、そのあとにふと思った。ぜんぜん使ってないPS4のコントローラーがあるぞ。これ、PCゲームに使えんのか？　慌てて検索してみると、使えるみたいだ。『サイバーパンク2077』にも使える……のか？　注文キャンセル。PS4のコントローラーを有線でぶっ刺してプレイ（あ、プレイといっても最初のキャラ設定のところまでです）。うーん、やっぱり無理？　むかついたのでヨドバシ・ドット・コムでロジクールのコントローラーをポチ。

で、本日、ようやくコントローラーのお機嫌もよく……。でも、キャラエディットが気に入らない。主人公のVは男性型か女性型か選べて、おれとしては映画版『攻殻機動隊』のコドモトコみたいな少女型義体で、「ネットは広大だわ……」って言いたいのだが、どうにもそういうふうにはできない。いや、Vが義体なのかどうか知らんけど、「義体なら肌は機械的につるつるでええんじゃー」とか思ってしまう。

とはいえ、キャラエディットってゲームのなかでも相当に面白い部分ではあるのだけれど。

で、ようやく適当に折り合いをつけてスタート。と、「このゲームはコントローラー前提で作られてねえんだわ」みたいな警告出やがんの。なんとなく、そんな気はしていた。キーボードとマウスでやれ、ということだ。

が、おれ、それ、もう無理だわ。そういうゲームやったことねえし、わざわざコントローラー買ってんだぜ。今から新しい操作体系なんて無理、無理。でも、ちょっと銃撃戦になってみたら、やっぱりコントローラーじゃ照準が定まらん。ああもう、どうしろっていうのよ！

というわけで、年末年始はジャックイン、と思っていた『サイバーパンク2077』。おれにその世界が楽しめるかどうかははなはだ怪しい雲行きである。ひょっとしたら、途中で止まってる『龍が如く7』の伊勢佐木町に戻るかもしれない。どうしたもんか。まったく。