四年に一度メキシコ代表を応援するマンであるおれ、また、メキシコ代表のユニフォームもどきを着てテレビ観戦。相手は韓国。韓国は初戦を落としているから死に物狂いでくるところ。
でもって、試合展開は対ドイツ戦と違い、メキシコが多くボールを持つ序盤に。あえて韓国に攻めさせてカウンター一閃、というような戦略はとらない。当たり前か。それで、圧倒的なボール支配率とパス成功率の中、前半26分に相手のハンドでPKゲット。これをカルロス・ベラがしっかり決めてメキシコ先制。韓国は苦しい。序盤からファウルも多い。メキシコは前線からプレッシャーをかけて隙きを与えようとしない。それでも、韓国の反攻は鋭いし、慎重さもたぶん韓国が上だし、侮れない。果たしてプロフェッサー監督はどういう手札を切ってくるのか。
そして後半。チチャリート、ハビエル・エルナンデスが代表50点目のゴールを決める。見事な切り返し、美しい技！ これで2-0。さらに優位に立つメキシコ。ここからどうする？
と、思ったら、ラファエル・マルケス投入。もう守備陣を落ち着かせる、ゲームを落ち着かせるモード。さらに攻守に献身的に躍動したロサノに代えてヘスス・コロナ。ヘスス・コロナ、おれだってどこかで聞いた名前。しばらく経って、今度はPKを決めたベラに代えてジオバニ・ドス・サントス投入。これもおれだってどこかで聞いた名前（売春婦を呼んでドンチキ騒ぎのニュースよりずっと前からよ？）。おれには、ヘスス・コロナとドス・サントス兄の名前が実況であまり聞かれなかったように思えたがどうだろうか。しかし、余裕のある場面で投入してのワールドカップ出場。次戦以降のためにもなろうか。
韓国はなにかの拍子で一点取ることはありえても、もう二点取るのは難しそうだ。
— 黄金頭 (@goldhead) June 23, 2018
で、韓国はなにかの拍子といってはなんだが、エースのソン・フンミンが一発決めたが、そこまで。おれはサッカー知らずなので偉そうなことは言えないが、パスの精度だとか、トラップの安定感だとか、そういう基本的な部分でメキシコが優っていたように思える。そこから出たPKであり、エルナンデスのゴールだったように思える。重ねていう、おれはサッカー知らずだ。
まあ、いずれにせよ、メキシコはグループリーグを連勝した。これは大きい。まだ先に進めると確定したわけではないけれど、ほぼほぼ確定したといっていいのかもしれない。同グループの次試合次第では主力を休ませることもできるだろうし、グループリーグのその先を勝てる可能性も増すということ。そう願って、おれはここでお寝んねする……か、ドイツ対スウェーデンを見るかは気分次第。ともかく、ワインにテキーラ、おれの喜びは止まらない！
