わたしはあずにゃん。わたしはときどき、一枚のハガキを取り出しては、なんども読みかえす。なんども、なんども。 その手紙は、ずっとむかしのある朝、わたしのもとに届けられた。見なれない消印が押されていた。ご両親の事情で、イルクーツクに転校してから…
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