偶像に見守られる街で如何にして私は食と衣を求めたか

 大船へ行った。大船のルミネウィングに登って、ユニクロで千円のジャージを買った。その後、同じ階の服屋でファサファサした感じのコートのようなのを買った。その後、レストランフロアでスパゲティを食べた。「洋麺屋五右衛門」(http://r.gnavi.co.jp/g221826/)で、いぜん桜木町でもやたら行列をしているのを見た覚えがある。あと、観音様に初詣したときにこの階に来たら並んでたっけ。この日はちょうど待ち人がいなくてすんなり入れた。というか、みなとみらいにせよ、大船のルミネにせよ、混雜時にはキャパが少し弱いのだと思う。で、和風ミートソースのパスタを食べた。市販のミートソースに味噌を混ぜてこうなったらいいのにな、と思った。ほぼ相席の形で隣になった若い女性が、親の敵のようにペッパーソースをぶっかけていた。そのペッパーソースはタバスコでもサイゼリヤで見るやつでもなく、ニンニクが入っていた。自分も少しかけてみたが、ほとんど辛くなかった。また、同じくその女性と連れの人の会話が漏れ聞こえて来たのだが(盜み聞きなどではないですよ、相席状態なのだから仕方ない)、「どうせ大船だったら駅前のタパス&タパスの方にすればよかった」などと言う。「タパス&タパス」(http://www.tapas-tapas.com/)もパスタのチェーン店のようで、大船では「上州屋紙文具店」の二階にあるやつだ。存在は知っているが行ったことはない。同じ並びのファミリーマートの二階にある「ビルディ」(http://www.cp-fm.com/bldy/)はこの間行った。もっとこぢんまりした店内かと思いきや、一般的なファミレスのサイズなので驚いた。「タパス」の方も同じくらいの奧行きがあるのだろうか。買ったコートは部屋に帰って吊すと妙なポリエステル臭がしたのだけれど、ファブリーズ様のおかげで事なきを得た。