あびる優が集団強盜

goldhead2005-02-17

 カミングダウトという番組で、あびる優というタレントが集団強盜を働いたのをカミングアウトしたという話題。自分はちょっとタイトルが変な(一人で集団強盜はできない)あるサイトの記述で知った。ちなみに、カミングダウトは何度か見かけたことがあり、「新選組!」で伊東先生をやってた二枚目が司会をしていたやつという認識。あびる優に至っては、テレビで見かけたことはあるかもしれないけれど、はっきり言って知らない。いや、一流紙の内外タイムスだったと思うが、「親が裕福なため芸能界なんていつ辞めてもいいから、その毒舌で注目されている」というような紹介記事を読んだ覚えがあるという程度。つまり、この件にあまり興味はないのだけれど、つらつら関連サイトなど見ていって一つだけ気になったことがある。
http://www.tanteifile.com/geinou/scoop_2005/02/16_02/index.html

所属事務所に問い合わせたところ、事実と認めた上で「小学校時代のことです。本人も反省していますからね」と時効(!?)を主張しているが、小学生の子供が配達業者を装うことができるのだろうか?日テレの制作サイドは、「まだ時効は切れていない」という応答で、事務所側との意見の食い違いも見られる。

 時効だの食い違いだの以前に、なぜ「番組上の演出、誇張、フィクションです」で済まさなかったのか、という点だ。これが報道番組や何かなら別だろうけど、所詮はドキュメンタリ風ですらないバラエティ番組。そう言ってしまえば、それでもまあ「犯罪行為を茶化すような〜」というような抗議は残るだろうけど、それほど火がつかなかったはずではなかろうか。いや、なにせ狭い世界の住人なんで、2ちゃんあたりでどの程度の話題になってるのかよくわかってないけど。局や事務所にとっては「あびる優の評判」よりも「カミングダウトの告白の真実性」の方が大切ってことなんだろうかね。そりゃ確かにあの番組はカミングアウトが肝だから、それがフィクションとなれば番組の目論見は潰滅だ。ここらあたり、あびる優のポジションとカミングダウトのポジションがいまいちよくわからないので、今後の推移を見守っていきたい。と、意気込むほどでもないけれど。