新株予約権法廷闘争に県民の声

http://yamagata-np.jp/kiji/200503/12/news00795.html

米沢市笹野本町、会社員加藤秀人さん(21) 「ライブドアの株の獲得方法にダーティーさを感じ、フジを応援していた。ただ、対抗策としての株予約権発行には『いかがなものか』との思いもあり、今回の判断は仕方ない気がする」

 Yahoo!をつらつら眺めていて、上の見出しが目に入った。「どこの県民のことかいな?」とリンク先を見ると、はたして山形県民の声であった。なぜ山形。いや、山形新聞ニュースなのだから当然だ。けれど、法廷闘争の舞台とも、ホリエモンの出身地とも関係がない山形県の話である。ネットという、ある種ボーダレスな中にあって、急に「県民」という括りになんとも言えぬ違和感を覚えた。これが、山形新聞を手にとって読んでいるのならば、まったく違和感など無かったろう。
 しかし、この場所とメディアの違和感はネット上ばかりでもないか。例えば今朝、日本テレビで見た「ウェークアップ」という番組。これはよみうりテレビ制作(http://www.ytv.co.jp/wakeup/index_set.html)なので、関西の番組といっていいだろう。司会は桂文珍だし、塩川正十郎なんかも大阪っぽさに溢れている。しかし、一番気になるゲストコメンテーターは、我が横浜市の市長、中田宏その人である。なぜか分からないが、地元の自治体の首長が出張してその先から主張が届くのだ。プロフィールを見てみても、生粋の神奈川人なのになあ。大阪圏における外国人扱いなのかもしれない。
 ところで、プロフィールを見るために市長のサイト(http://www.nakada.net/yokohama/)にアクセスしてみたのだけれど、なぜか自らのスリーサイズまで公開していらっしゃる。情報公開は政治にとって重要なものですが、果たしてスリーサイズを公開する必要があるのでしょうか、市長! これは、女性議員に対する無言のセクハラですか、市長!
 えーと、なんの話だっけ。山形県の話であった。いや、別に山形県に興味はないのだ、残念ながら。米沢牛とか言われても、そんなの食う金ないしね。早くアメリカ産牛肉輸入再開になって、脳がヤコるまで毎日牛を食う毎日を送りたいものですね。