顔のない私たちの群れが
午前三時に目を覚ますとき
ポルターガイストはそっとつぶやいた
「来たれ栄光の子ら
我が廃墟は復活した」
顔のない私たちの群れは
彼の帰還を待つ
顔のない私たちの群れは
職を探す
顔のない私たちの群れは
問いかけることをやめない
やさしいあなたたちの群れは
春風とともにあらわれ
驟雨とともに去っていった
……先週末よりサーバエラーで機能を停止していたアングラ私書箱界の雄である人口五百万人の廃墟が復活した。週末アクセスできない私にはほとんど影響は無く、廃墟自体にも影響が見受けられないのは謎だ。廢墟SuperLightも復帰したが、全ての板は消えていた。
