カープの大砲

 リンク元に「週刊誌 新井貴浩」という検索結果があった。「はて、新井が何かしたのかな?」と調べてみると、新井ではなく栗原健太が週刊誌に取り上げられていた。見出しが「カープの大砲」とか、そんな感じだったのだろう。たしかに、カープの大砲らしい大砲といえば新井だ。そして、その印象で次に来るのが栗原だろう。
 で、栗原の記事。ずばり言ってしまえば、隠し子問題だった。週刊誌(週刊現代)の書くことだし、大幅な脚色があるのは当然だろう。ただ、栗原側、球団側が取材を拒否していることから(完全なでっち上げだったら、正面切って戦うはずの記事だ)、ディティールに信頼が無いとしても、大筋ではその通りだろうと思わせる内容だった。そしてそれは、一般的にヨロシクナイとされているような話であった。
 果たして今後、栗原はどうなるのか。栗原自身へのダメージもあるだろうが、一番の問題は広島というチームの体質だ。どこか優等生主義的なところがあって、栗原を放出する可能性すらある。そこらあたりが心配だ。栗原は稀有の和製大砲。野球と関係ないことでどうにかするべきではない。人殺したらってんなら別だけれど(別に記事内容への当てこすりではないです。えーと、もっと重大な事件という意味なだけで)。
 ……とまあ、ちょっと先走りすぎた。ひょっとしたら、栗原・広島側が正式なリアクションをとるかもしれないし、その後この記事の信憑性がひっくり返る可能性だってあるわけだ。それなのに放出云々言うのは早すぎた。まあ、それだけ栗原には期待しているし、カープにも悪漢の一人や二人くらいいたっていいじゃないか。