中国語への旅

goldhead2005-05-02

 下に書いた攻殻機動隊の影響もあり、我が日記名を簡体中文で書いてみようと思いつく。たかが五文字なら簡単だろう。さっそく、編からの検索で「内」「外」「日」が日本語と同じだと発見。「記」についても、旁の方からの検索で出てきた。どこかで見たことある、別の進化をした「ごんべん」だ。
 しかし、「関」に困った。「もんがまえ」はOS上の簡体中文から類推できた。「たけかんむり」を取ってしまえばいい。すなわち、「内」の字から「人」を取って、左上をチョキンとやったようなものだ。しかしこれが、探しても出てこない。組み合わせは「関」の中の部分と一緒だと思ったのだけれど。「発」っぽいのが中に入ったやつがあるけど、これだろうか? こうなったら検索しかない。
 OSに中文をインストールしたので、Yahoo!Googleも中国語が扱えるようになっている。そこで、「関」を使った単語で出てくれば、上の推測が正しいかどうかわかる。中国で「関」といえば、やはり函谷関やら陽関やら何やらの要衝だろう。ただ、単純な名前がいい。そうだ、玉門関だ。李白が詩に詠んだりしてるやつだ。……と、検索を掛けたがひっかからない。「もんがまえ」に「発」っぽいやつは違う。かといって、他に思い当たらない。しかし、どう検索したものか。そうだ、画像があればいい。確か、赤壁にも「壁赤」とでかい字で書いているような国だ(それも実際の赤壁と違うらしいが)、有名な関ならなんかあるはず。
 で、再び日本語で検索。そしてやっと、玉門関の画像を発見(→http://www.geocities.jp/iida_kazuo/china2000/)。なんと、「もんがまえ」の方がとっぱらわれている! 想像もしていなかった! これじゃわからないわけだ。なんとまあ、別の進化をしてしまった漢字、そして日中の溝。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた……か。