K-1 WORLD MAX 2005〜世界一決定トーナメント開幕戦〜

 事前に把握していなくて、けっこう酔っぱらいながらウトウトと見た。まあ、たいていいつもそんな感じで、終わってしまうとけっこう忘れてしまうのが俺の格闘技番組の見方。で、翌日スポーツ紙やネットでちょろちょろ確認するという感じ。だから、誰が誰に何の大会で勝ったとか負けたとかの記憶がほとんどない。曖昧と「こんな選手」というイメージがあるばかり。
 で、昨夜の放送で一番イメージがあるもの同士の対戦、山本“KID”徳郁マイク・ザンビディスの一戦。KIDの方は派手で印象に残るし、‘鉄の拳’ザンビディスも自分の中の強豪の箱に入ってる強豪(いいかげん)。案の定はげしくて良い試合になった。ただ、とにかくザンビディスの速さと強さが印象に残った。やっぱり強いよな、こいつは。で、徳郁さん撃沈。でも、試合後のコメント(http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200505/04/a08.html)で、「超気持ちよかった」とか言ってていい感じ。
 一方で、見ていて気持ちよくない試合だったのが、小比類巻貴之ダリウス・スクリアウディスの一戦。スクリアウディスがコヒ選手の太腿あたりを蹴った途端に崩れ落ちる。最初は軸足の方を故障したのかと思った。で、そこにすかさずとどめの蹴りを入れに突進したコヒ選手、KO後には膝をアピールしてはしゃいでいた。よくわからない。ホーストみたいにブロックして相手破壊なんて技なのかもしれないけど、そんな硬そうな場所が当たったようには見えなかった。試合後のコメント(http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200505/04/a04.html)ではスネを使ったと言っているので、ますますわからん。あと、ダウン後の攻撃も、興奮状態にあるから仕方ないとはいえ、ちょっと倒れたあとに間がありすぎると思った。なんだろう、前回の判定(さすがに俺も覚えている)もちょっと変だったし、なんだかなぁ。
 あとはえーと、アルバート・クラウスはほっとけばかっこいいのに、なんであんなにセンス(外見の)が無いのか不思議だった。魔裟斗の対戦相手の韓国人にテコンドー的動きを期待したけど、完全にムエタイ風で残念だった。あと、そのイム・チビンの入場シーン。頭に韓国の国旗を巻いた姿がアラブ人の頭のやつに見えて、尚かつムエタイで、何という多国籍かと思った。それと、佐藤嘉洋の試合後。相手にひざまずくような動きをしているのを、一緒に見ていた人が「負けて相手に土下座している」と勘違いして、勘違いに気が付くと大笑いしていた。最後にアンディ・サワーシュートボクシングのコスチュームなのか知らないけど、あの長タイツ姿があまり強そうに見えないのはなぜなんだろう?