K-1 WORLD MAX 2008 世界一決定トーナメント FINAL16……の感想

多くのトリッキーファイターを輩出してきたトルコ独特の戦いのリズムは、愛を知る県・名古屋から来た佐藤をも苦しめそうだ。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2008/2008040902/8.html

 意味が分からない。

こんばんは。愛を知る県、名古屋から来た佐藤です。

http://news.livedoor.com/article/detail/3215481/

 と、思ったら、自分で言ってたのか。
 この日、俺が一番楽しめたのはこの試合だった。基本的にコツコツ、コツコツのワンペースで相手を封じる……、ワンペース? ワンペースって言葉あったよね? 検索してみると、うーん、競馬関係のブログばっかり出てくるぞ。「もしかして: ワンピース」とか言われてるし、5,720件は心許ないが……、まあいいや。その佐藤嘉洋さん、ひいきにしているのである。決して凄いインパクトがあるわけじゃあないけれど、じわじわと楽しいのである。
 が、一方で、もう一つの感情が働いていることも否めない。この佐藤さんが自分ペースとスペースに持ち込めず、バチコーンとブッ倒されるところも見たいという、アンビバレンツな期待。セーム・シュルトにも同じことが言える。
 というわけで、この試合、1Rは後者の期待が盛り上がったのである。佐藤のパンチが戻るか戻らないかのタイミングで懐に飛び込み、ワンツーを繰り出すムラット・ディレッキー。こいつは本物か!……と。
 と、思っていたけど、これが気づいてみれば2R、3R、完全に佐藤モードの佐藤フィニッシュ。これがじわじわと面白い。ようわからんが。ま、この試合、一粒で二度楽しかったぞ、と。
 あと、ほかはえーと、ザンビディスは判定で勝ってたように見えた。あと、ブアカーオ・ポー.プラムックも3Rで勝っていたように思った。それと、いい加減、ヴァージル・カラコダを「ボクシング世界王者」って言うのやめようぜ、カラコダはカラコダでいいじゃない、とか。
 それと、ふと思ったのだけれど、HIROYAと藤鬥嘩裟の試合。ミーハーとしては普通に試合として楽しんで見ていたのだけれど、ええのかね、この年齢で、このスタイルの試合させて。成長期の身体にダメージ云々……って、別に我々の知らないところで普通にやってるのかね。つーか、タイ人なんかもっと小さなころからガンガンやってるっぽいし、別に問題ないんだろうね。