野村謙二郎は第二のミスター赤ヘルである

goldhead2005-06-24

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050624-0024.html

「メジャーに新球団が2つできた年だった。今思えば、行っておけば良かったなと。『野村さんが先に行ってくれると思ったのに』とイチローに言われた時はさすがにね…。メジャーでプレーする自分を想像するときもある。後悔はないとは今も言えないね」。

 ついに野村が二千本安打を達成した。一昨日三安打の固め打ちでリーチを掛けて、昨日一発ツモという急展開。営業的にはもっと粘った方が……などとは言うまい。おめでとう野村。そして、球場を真っ赤に染めたカープファンの皆さまもおめでとう。
 しかし、ベテラン野村、怪我もあって苦難の道のりである。そして、上に挙げたように、正直にメジャーへの思いもある。それでもなお、カープのチームリーダーとして粉骨砕身の戦いをする。監督への路線は決まり切っているし、まさにミスター赤ヘルと呼ぶにふさわしいじゃありませんか。願はくは、今度こそ指導者勉強のためにアメリカに渡り、カープに新しい風を吹き込んでもらいたいもの。
 いや、こんなことを書くのはまだ早い。まだまだ選手としてチームを引っ張っていってもらわなきゃ困る。「記録達成のための出場」みたいに見えなくもないが、数字だけ見ればレギュラーとしての仕事はクリアしている。ただ、野村を乗り越える次の波が来ていないだけなのだ。いや、ファーストだったら浅井にスタメンを、というのもあるか。いや、こんなことを言い出したらきりがない。とりあえず、今日はおめでとう、とうこと。
 昨夜も眠かったけどスポーツニュースの梯子しちゃったもんね。報道ステーションの最後のブツ切れはご愛敬、そうか前日比一万人アップか。そして、四チャンネルは宮本和知との掛け合い。そうか、三十三本も宮本からヒットを打ったのか。しかし、百打席も対決していたのか。宮本というとどうも引退後の方が印象にあるが、たしかに一時代の投手だったんだな、と妙に見直したりして。そしてニュース23。ここはカープファンという点のみが評価できる筑紫哲也の番組だ、と、思いきや本人おらず。ただ、来週生出演とかで、覚えていたならばチェックしたい。
 そして、楽しみにしていた今朝のスポーツ紙。こちらも去年の嶋重宣以来の一面か、と思いきや軒並みサッカー日本代表。一日遅れの感は否めないが、仕方ないか。しかし、それでも結構な紙面を割いていたので、やはり二千本は偉大な記録(俺は昭和名球会嫌いだけど)。とにかくここ二試合の勢いを、今後活かしてほしいな。ラロッカの怪我とか心配だけれど。いや、活かさなきゃいけない。少なくとも今日は絶対に勝ってもらいたいところ。野村の安打も広島のシーズンもまだまだ通過点だからね。