『アカギ』を買い直したりしないように

 昨夜は帰りが遅く、それでも晩飯を食っている(俺は寝る直前の食事が苦にならない。翌朝も)間、テレビはアニメの『アカギ』をつけていた。これを見るのは三回目か四回目か。深夜型の生活ではない俺には厳しい時間帯だが、ちょっと見かけると目が離せない。そうだ、俺は漫画『アカギ』が大好きだった。『カイジ』のことは焼き土下座しか知らないけれど、『アカギ』や『天』は知ってるぞ。それに俺は昔、「近代麻雀」三誌読むような中学生だったしな。
 ああ、しかし、『アカギ』がアニメになる時代か。俺は、アニメ世界のことには疎く、最初はたまたまテレビで見かけたのだ。予備知識無しにあのアゴがテレビで動いているのを見たときの驚きときたらない。それはレートを知ったひろゆきの動揺どころではないと言ったら言い過ぎだろうか。
 まあ、漫画を集めるのは金が掛かるから、しばらくはアニメでガマンしよう。いや、ガマンなんて失礼か。実にデキがいいように思える、このアニメは。やはり日本のアニメは世界一、といわざるをえない。色を塗ってるのがどこの国の人かは知らないし、これを麻雀知らずの外国人が見てどう思うのかは想像の埒外には違いないが。