大変革

 あまりにも大事なので書かなければいけないが、ついつい忘れていた。俺はずっと日清の薄力粉などのレシピにあるとおり「粉100gに水100」を厳守してきたのだが、こないだ買った別のメーカーのそれは「粉110gに水200」であった。これは大きな違いだ。たしかに従来の量では山芋を足しても水分が少ない気がして、ちょっと足したりもしたものだ。しかし、110gに200とは一瞬躊躇する。しかし、10gの増量で大きな躍進となるやもしれぬ。こうなっては試すより他なく、えいっとやってみたら、これが多少ゆるくもボリューム満点となった。しかし、110gというのは面白くない。1kgを九回やって990gではキリが悪い。そこで、残りの10gをコーンスターチに負わせることにした。これでいい。おおよそ晩飯にお好み焼きばかり食う俺が今のところ行き着いた生地はこんなところだ。ついでに言えば、ソースはオタフクよりブルドックのお好みソースが望ましく、普通の中濃を使う場合イカリソースは酸味が強いので避ける。マヨネーズは安価な味の素のピュアセレクトマヨネーズが適しており、酸味の強いキューピー、ケンコー、あるいは松田のマヨネーズタイプは避ける。このあたりはとりあえずほぼ確定。具はその時々の安いものをお好みで。