お好みソースといえばなんであろうか? やはり「オタフクソース」が一番に挙げられるのではないだろうか。
それはそれでおれには文句がない。ただ、おれの父が広島出身であり、オタフクソース主義者であったがため、普通のソース(濃厚ソースとかウスターソース)は使用されず、すべてがオタフクソースという家庭に育ったため、「もう飽きた」というところは否めない。
そこで、おれがお好み焼き自炊生活をするにあたって見つけたのがブルドックのお好みソースである。
上記事情はあれども、「あれ、こっちの方が美味しくないか?」と思ったのは事実である。スーパーに常備されているのはオタフクソースだが、ブルドックを見つけては買う、ということをしてきた。
が、世界は広大である。あるいは、それほど広くない。カゴメもお好みソースを売っていたのである。
これは売っているのを見たことがなかった。ただ、Amazonには見たことのないものが売っている。そして、それをおれに贈ってくれる人がいる。ありがたい話である。
もう、一種のお布施ではないか。あるいはおれの乞食(こつじき)だ。いや、もうなんでもいい。ともかく、しばらくソースには困らぬ。
が、このお好みソースが自分の好みに合わなければ、苦行になってしまう。それはよくない業である。して、カゴメのお好みソースはどうだったか?
これが、世辞抜きになかなか好みなので安心した。あまり甘味にパラメータを振っていない。そこが硬派だ。そして、「業務用」という感じがある。おれ思うに、オタフクソースは少し甘すぎる。おれが甘めのマヨネーズ(キユーピーではなく味の素)を使用するという理由もあるのだが、それでちょうどよくなる。ちょうどいいというのはいいことだ。当分のあいだ、ブルドックと併用させていただく。感謝。
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