K-1オークランド大会

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200603/05/index_b.html
 本年最初のK-1グランプリ。気になった試合だけメモ。

  • バダ・ハリピーター・グラハム
    • ゴールデンボーイバダ・ハリ。今回の目玉らしい。というか、煽りVTR見る限り、かなり期待をかけられているのか? って、たぶん見る機会(地上波)あったんだろうけど、見た覚えないや。で、出てきたのはひょろめアンちゃんとい感じで、コスチュームも、寝っ転がってテレビ見てた奴がTシャツ脱いで喧嘩すっかみたいな。相手はピーター・グラハムで、以前好勝負を見たような覚えがあるようなないような。昔、パイナップルみたいな頭してなかったっけ。まあいいや。で、ひょろいけどなるほど強そうなゴールデンボーイ。ローキックとか速いわ。だけれどもしかし、ペースなかなか握れない。そして3R、いったんゴールデンペースかと思った途端にローリングサンダー一閃。これにはしびれるわ。
  • セーム・シュルトピーター・アーツ
    • とりあえず歴代王者を片っ端から潰していくというのは、シュルトさんの力を誇示するのにわかりやすい筋書き。なんとなく漫画のようでもある。……と、シュルトさん勝利を信じて疑わなかったけど、アーツに内に潜り込まれて苦戦、判定負け。いきなり絶対無敗王者が陥落してしまった。あるいは、掴みに対して厳しくなったルールに負けたと言えるかもしれないが、いやはやそれでも仕留められなかったんだからしょうがない。今年は皆勤させるとか言ってて、いったいこれからどうするんだろう。しかし、変に無敗というプレッシャーから解放された方がよかったかもしれん、とか。
  • レイ・セフォーフランソワ・“ザ・ホワイトバッファロー”・ボタ
    • この試合も人の好さがにじみ出ていたフランソワ・ボタさん。セフォーと笑顔、笑顔の対戦でした。……むむむ。俺は元ボクサーのボタがキックにどんどん対応していって、フン、フン言って頑張ってる努力はリスペクトするし、応援もしてきた。が、ちょっと最近人の好さが出過ぎているような、という気も。何かこう、老後の趣味といったら変だけど、すっかりK-1に馴染んで、馴染みすぎているように見えてしまった。たまには腰に変なの巻いてギラギラしていたころのあなたに戻って。

 
 ……なんか番狂わせ多めの大会だったのかな。結局オセアニアチャンピオンはポール・スワロンスキーというポーランド出身でオーストラリアに移住してタイでキックを学んだりしたという移動距離多めのムエタイ戦士。デカくて巧ければ強いということなのか(当たり前か)。