ガブスレイ戦記 その1

goldhead2006-03-07

 「なるほど、あなたは確かにガブスレイが好きそうな顔をしている」。もしも私があなたにお会いすることがあったら、あなたは多分そうおっしゃるでしょう。私は私がガブスレイが好きそうな人間だ、ということは、それなりに自覚してはいるのですよ。
 ガブスレイの何がいいのか少し考えてみました。そして私は、フェダーインライフルに突きあたるような気がしました。私は、歴代のガンダム主役機の中ではZガンダムをとりわけ愛するのですが、その理由を考えてみるに、あの鋭角的な顔形というよりも、長めのビームライフルに惹かれているのではないか、と。たしかにゼータガンダムの、陸軍機に例えれば三式戦飛燕にあたるようなフォルムは魅力的です。しかし、あのビームライフルがいいのだ、とささやく自分がいたのです。
 では、長尺をぶらさげたモビルスーツをつらつらと思い浮かべてみましょう。おお、みな私の趣味に一致する。ゲルググJ、ジ・オ、ザンネック。ああ、特にザンネックはとてもいい。しかし、ヴァイエイトととなるとどうでしょう、多少太すぎるきらいがある。もしもフロイト博士がここに居たらきっとこう言うでしょう。「言うまでもなく銃は男性器の象徴である。すなわち、君のコンプレックスは……」。いや、心配御無用、何なら閨房で確かめようか、アッー! つづく