別れのとき

 だいたい誰でもそうではないかと思うが、さして興味のない番組でも最終回は気になるものである。ましてや、たまに好意をもって見ていた番組ならばなおさらである。別に木村カエラsakusakuを辞職するのは番組の最終回ではないけれど、俺がsakusakuをごくたまに見るようになったときにはカエラだったのだから、とても大きな変化と言ってもいいだろう。そういうわけで、俺は今朝わざわざ早く起きたのである。早く起きて、目がちかちかする映りの悪いTVKを見たのである。映りが悪いのに見るのだから、やはり面白いのだ。しかし、横浜の中区でこんなに映りが悪くて、どこがヨコハマ解放区なのか。やはり地域住民とともに解放運動など蜂起すべきなのだろうか。
 というわけで、三十分は案外早かった(ふだん、七時三十分〜八時の間に起きる)。そういうわけで、木村カエラが旅立って、誰が後釜になるのかも知らない。というか、sakusakuに関してはここ二年か、三年の間に存在を知った程度なので、内輪のネタなどにもほとんど通じておらず、とにかくぼんやり見る番組なのだ。が、せっかくなので調べたら、中村優という人らしい。しかも、レースクイーンの方とミスマガジンの方の中村優という人がいて、後者の方であって敷金・礼金のいらない中村優はいないらしい。いずれにせよ、次にぼんやりこの番組を見るのがいつのことかは知らない。