タイ、侮るな

http://www.naigai-times.com/content.php?janre=fight&key=1001845&date=2006/04/29

 昨年12月に左目眼筋マヒのため手術に踏み切った武田は、ジョームタップ・クランセンマーハーサーラカーム(タイ)と復帰戦。

 俺などはK-1の中量級で初めて名前を知った武田幸三、あの肉体、風貌、雰囲気大いにしびれるところではあるが、この記事を読んで目が釘付けになるのはジョームタップ・クランセンマーハーサーラカームという名前にほかならず、ジョームタップ・クランセンマーハーサーラカームとはなんと長い名前であろうかと言わざるをえず、たとえばPRIDEなどの選手入場時の女性アナウンサーでもジョームタップ・クランセンマーハーサーラカームは言いにくいだろうし、ラスベガスの有名リングアナとてどこでジョームタップ・クランセンマーハーサーラカームを区切っていいかわからないに違いないのであって、やはりムエタイやタイ国、ラジャダムナンスタジアムの歴史と伝統はジョームタップ・クランセンマーハーサーラカームの名前一つ見ても決して侮れぬことはペットナークン・ソー・サムルアイナムチョークやチューチャイ・ポーチョーローソーン、ペットナークン・ソーサムルアイナムチョーク、チャーンビット・ギャットトーボーウボン、チャラームダム・シットラットラガーン、チェンタイノーイ・ソーゲッダリンチャイなどと激闘を繰り広げてきた武田とて十二分に承知のことであったと思う。