インパーフェクト、走った。

http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-060511-0004.html

「バルク以上」ホッカイドウ競馬に新怪物

 羽田盃のレース映像見るついでに、噂のインパーフェクトのデビュー戦も見てみた。で、たしかにこりゃすげえ。スピードの絶対値が違うという感じ。苦もなくスイスイ一人旅の大差勝ち。奥行きのありそうな馬体も好感で、父ナリタトップロードという血統もあって先が楽しみな逸材、コスモバルクに追いつけ、追い越せの活躍を期待したいところ。
 ……って、まだまだ、ホッカイドウ競馬のデビュー戦を勝っただけ。しかし、そんなことは重々承知、エスプリフェザント(最近完全復調、このままA級まで駆け上がれるか?)に騷いだっていいじゃないかという俺の競馬スタンス。未知の魅力に期待を抱けるうちに抱かないで、いつ抱けばいいのだ。
 さて、岡田総帥曰く「芝を走らせたらもっとすごいですよ」。これが本当なら、バルク同様の活躍と、バルク同様の苦難も待ちかまえていよう。しかし、もしもこれがダート馬だったらどうしよう。父の父サッカーボーイの産駒にはダート馬もおるし、父の母の父は米三冠馬アファームド。いや、そこが影響するかどうかはしらんが。母系といえば、これまた近親にブラックタイプのいないこと限りなく、ようわからない(http://db.netkeiba.com/horse/ped/1991107489/)。この馬に七百万という高値(だと思う)をつけるのだから、そこらあたり慧眼か。で、それはそうとダート馬の場合、地元から全日本二歳優駿狙い、また地元で走ってジャパンダートダービーとかか。そうか、芝に比べて各地の交流重賞で選択肢は数多くあるし、地元で走れる分調整も楽か。
 ……って、まるでダート馬の方が前途洋々の書き方だな。これも、バルクが苦労している部分もあるからだろう。これでまた、バルクがシンガポールで勝って注目を浴び、ふたたびJRAの制度を動かすようなブームになれば別か。いや、今のJRAディープインパクトしか目に入ってないだろか。まあ、いずれにせよインパーフェクトには無事に成長してもらいたいと思うばかり。先走りすぎは承知で。