ワールドカップ:アルゼンチン対セルビア・モンテネグロ

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 ついに登場した期待の超新星! 見事なワンゴール&ワンアシスト! マラドーナの後継者、テベステベスカルロス・テベス
 ……というわけで、ミーハーの俺はアルゼンチン&テベスびいきでこの大会を見るという初志を抱いていた(id:goldhead:20060609#p1)わけでして、地上波でお目にかかれる最初の機会から大爆発で、満足、満足、大満足なのでした。
 ……と、いいたいところだけれど、実際のところはメッシ、メッシ、リオネル・メッシの大合唱で、さながらメシア様のセレモニーとなっていましたね。テレビ的な交代の期待もメッシ>アイマールテベスの順でした。いや、しかし、仕方ない。あれだけ期待を持って出てきて、きっちり決めてしまう。解説陣がしきりに「何か」を持っている、と言っていたけれど、そういうものなのかもしれません。あるいは、取り出して確かめるわけにもいかない「何か」などはないのだけれど、人々が口々に言う「何か」が実体を作り上げていくのかもしれません。
 とはいえ、俺はテベスを応援していきたいのです。もちろん、そんなに思い入れのあるほど知っているわけじゃあありません。ボカの一員として、ちょっとトヨタカップで紹介とプレーを見ただけですよ。それでも、あの容貌魁偉、つながった眉毛、濃く漂う‘超オス’臭、それがいい。交代後しばらくはいまいちはまらず、ミスなどもあったように見えて、さらにはメッシ→クレスポのシーンでは真ん中でこけたりしていて、どうしたものかと思いましたが、どうでしたか、あのゴールシーン。体の強さと足技のマッチング、緩急つけた見事なもの。その後のアシストだってよかったじゃないですか。にわかファンだってうなってしまう。
 一方で、このセレモニーの生け贄となったセルビア・モンテネグロは残念な結果でした。あれだけ堅守をうたわれ、手元の予想本でも有利とされていたのに、完全に屠られてしまいました。攻撃の柱のケジュマン退場からは完全に切れてしまっていたようです。しかし、これもワールドカップの厳しさというものでしょうか。
 それはそうとアルゼンチン、強いじゃないですか。今から単勝買いたいくらい。メッシ、テベスアイマールと騷ぐ以前に、リケルメクレスポサビオラで十二分におなかいっぱい。マラドーナの御前試合でアルゼンチンワールドを展開させれば、優勝だってあるんじゃあないでしょうか。死の組も一試合残しで突破できたわけですし。まあ、ミーハーのひいき目という、どうしようもない予感ですけど、なんかそんなふうに感じてしまう試合でした。
 ところでこの日の解説には明石家さんまが加わっていました。どうでしょう、私のようなにわかには、とても面白かった。雑談と思い出話に流れていってしまうのもいい。それに、さんまはちゃんとしたサッカーファンだというところに嘘はなさそうですしね。でも、本当のサッカーファンがどう感じたかはわかりません。「ウザイ、死ね、消えろ」みたいな感じだったのかもしれない(野球中継に○○とか、競馬中継に××が出たりすると、ちょっぴり私だってそう思いますし)。まあ、そんなところまでは知った話ではありませんが。
 その後のオランダ対コートジボアールは、開始直後に寝てしまいました。結果はオランダ勝利で、死の組は結果的に過去実績通りとなったようです。ところで、ちょっと気づいてきたのですが、私はどうも南米っぽいサッカーの方が面白く感じられるようです。「オランダを見よう」というモチベーションがわいてこなかった理由の一つでもありますし。でも、組織論や戦術論を知らぬミーハーは、個人技重視の南米といわれるあたり、そっちになびくのかもしれない。このあたりはもうちょっとこの大会を眺めてはっきりしてくるのを待ちたいと思います。