http://www.sanspo.com/sokuho/0817sokuho033.html
日本中央競馬会（ＪＲＡ）は１７日、１９９３年の桜花賞、オークスの両ＧＩなどを制したベガ（１６歳牝馬）が、くも膜下出血のため、１６日午後に死んだと発表した。
放牧中の転倒事故だったとのこと。具体的な情況はわからないが、サラブレッドのもろさとも言えようか。残念な話だ。
俺とベガ。俺はベガの現役には間に合わなかった。ホクトベガには間に合った。どちらかというと繁殖牝馬としてだろうか。ベガの繁殖を振り返ってみよう。
http://db.netkeiba.com/horse/mare/1990104462/
うーむ、少数精鋭。アドマイヤベガ、アドマイヤボス、アドマイヤドン、キャプテンベガ。アドマイヤベガとアドマイヤボスの時代は、やや競馬に思い入れが薄くなっていたころ。大井で何度か見たアドマイヤドンが一番印象に残ろうか。しかし、アドマイヤベガが種牡馬としていけそうな感じだったのに、こちらも母より先に死んでしまった。あとはボス、ドン、キャプテン（ベガという名から、なんとも無骨な名前の兄弟だな）か。キャプテンが種牡馬入りしたら、全兄弟三頭が種牡馬か。そんな例あったんだろうか。
でも、それよりも、このレベルの牝馬ともなると牝系維持も大問題。そういう意味で、ベガの2005（父ファルブラヴ）の責任は重大、といってはなんだけど、まあそういうことになろう。うむ、ノーザンダンサーが濃いけど、サンデーサイレンスの子は大歓迎って感じだ。けど、やっぱ競走馬としての生活が先か。ボス、ドン、キャプテンときて、ええい、こうなったら女丈夫の名前でもいいから、とにかく無事にいってもらいたいものだ。
