このごろのスペインの子が日本に来ていること

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=15647&category=C

キーンランドセール史上初の14億円馬誕生

 はて、私この記事見て、14億円の1,000分の1くらいの値段の馬のことを思い出しましたよ。値段は1,000分の1だけど、血統は14億円にも負けないような馬です。父ストームキャット、母スペイン。検索したら出てきました(id:goldhead:20050915#p4)。そうだ、この子はどこへ行ったんでしょうか。
http://db.netkeiba.com/horse/2004110015/
 うーん、日本へは来ているらしいけれど、情報もあまりないようです。すぐに競走馬になれないようなタイプだからこその値段ですし、デビューできるかどうかすら怪しい。しかし、それだけにある種の期待もある。アトラクションみたいな馬だって居るわけです。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/column/foreign/KFullNormal20051006074.html

 生まれつき両前脚のひざが大きく内向し、あらゆるせり市場から上場することすら拒否されたアトラクション。ところが生産したロクスバラ卿の所有馬としてデビューすると、5戦5勝の成績で2歳女王の座に就き、3歳時にも史上初となる英愛1000ギニー連覇を達成するなど、脚の形を考えると奇跡としか言いようのない大活躍を見せ、英国競馬300年の常識を覆した馬と言われた。

 まあ、ここまではどうかと思いますが、こんな話だってあるわけです。日本競馬が300年続いて出るか出ないかの、という確率ですが。でもまあ、父ダンチヒのマジックナイトの96、すなわちマグナーテンだってぜんぜんデビューしないと思ったら、いつの間にか重賞を勝つまでになっていた。玉抜かれていたのには仰天したもんですが。
 えーと、というわけでスペインの2004のことも、こっそりと気にしつつ競馬にいそしみたいと思う次第であります。