南の島の着信拒否

http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/hs/news/20060926-OHT1T00050.htm

ボビー強奪!大嶺悲劇浪人も…高校生ドラフト会議

 八重山商工大嶺祐太投手を千葉ロッテが強行指名した件。報知などからすると「強奪」「悲劇」。テリー伊藤なども「高校生には本人で道を選ばせるべき」などと言う。ちょっと待ってくれ、球団消滅、球界再編、あの危機感はどこへ行ったのか。‘ハンカチ王子’で忘れてしまったか。なぜだれも「プロ野球に就職して、がんばれ」と言わないのか。俺はカープファンだから完全ウェーバー導入希望だ。そういう面は否定できない。しかし、無駄に金が飛び交う部分、戦力が偏る部分、それらは悪しきものではなかったのか。だいたい、大嶺投手にしたって、プロ希望を提出しただけで、ソフトバンクと契約したわけではなかった。もちろん、ここでロッテを袖にするのも自由だが。
 とはいえ、バレンタインの「圧倒的な存在感」(記事による)は見ていて違和感があった。「12球団オッケーっす」という選手ならともかく、このケースでやる態度ではない。思慮に欠くように思える。交渉が難航するんじゃないのか、とも思える。断りやすくなる口実を与えるような。まあともかく、スカウトの人が悲劇的なことにならないよう祈ろう。
http://www.sponichi.co.jp/seibu/news/2006/09/26/01.html

≪電話つながらず…不安ロッテスカウト≫大嶺との交渉は難航が予想されるがロッテ・瀬戸山球団代表は「最終的に本人はどの球団でも行くという話が担当スカウトから来ている」と自信をのぞかせた。とはいえ担当の永野スカウトは「伊志嶺監督に3度電話したがつながらなかった。監督に付いていた人から聞いた話では、僕からの着信を見たら寂しそうな顔をして(電話を)取らなかったらしい…」と“着信拒否”に不安げな表情をみせた。