同署などによると、伊良部元投手は２０日未明、大阪市北区のバーで酒を飲み、支払い時に「ブラックカード」と呼ばれる最上級のクレジットカードを提示したが、この店では取り扱えないとして断られ激高。応対した店長（２２）の髪をつかむなど暴行したとされる。４万円弱の支払いは別のカードで済ませたという。
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20080820-399118.html
この詳細のわからない段階で「伊良部秀輝がバーで支払いを巡って暴行」なるニュースを聞いた際には、あの事件を思い出した。
http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20070906#p1調べでは、安田容疑者らは 8月13日午前4時45分ごろに東山区のコンビニエンスストアで、店員に「日曜に買った新聞が土曜のやった」などと言い掛かりをつけ、新聞を投げ付けたり、「おまえ、1000万円払え。殺すぞ」などと脅したりして、缶ビールやアイスクリームなど17点の代金約4600円の支払いを免れた疑い。酒に酔っていたという。
が、アイスクリームの蓋を開けて見れば「ブラックカード」が出てきたのだから、やはり元プロ野球、元メジャーリーガーはスケールが違うと実感。昨年放送されたというドキュメンタリを見ちゃいないが、まあ本当に違うわな。生涯年俸で言えば、メイショウドトウをはるかに上回るだろう。
で、ひさびさに伊良部の名を聞いたので、検索などしたら、「伊良部と朝青龍の悲劇」というタイトルの記事が出てきた。
阪神タイガースを最後に今は球界を引退してアメリカ西海岸で事業を営んでいると伝えられる伊良部氏については、アメリカでの球団側の態度や報道姿勢の結果、今でもあまり良いイメージが伝えられていません。ですが、そのヤンキース時代の成績は目覚ましいものがあったのです。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report3_1118.html
ふうむ、俺などもクラゲかヒキガエルかとか、水の生き物っぽいイメージで定着してしまっている。地元とのコミュニケーションの問題、マスメディアとのコミュニケーションの問題、か。スポーツ選手本人にそこまでを求めるのも酷というか筋違いの面もあるだろうし、その辺のサポートも必要だろう。大相撲については俺もそう思う（id:goldhead:20070802#p1）。今回の若ノ鵬の大麻問題がどうなのかはわからんけども、ひょっとしたら若ノ鵬の才能を潰さないで済んだのかもしれない、とかさ。
