(谷)<ジャイアンツ愛

goldhead2006-11-08

http://www.nikkansports.com/baseball/p-bb-tp0-20061108-114095.html

 夫婦愛とジャイアンツ愛で優勝目指す。オリックス谷佳知外野手(33)と巨人鴨志田貴司投手(22)長田昌浩内野手(22)との交換トレードが成立し、7日、両球団から発表された。

※はじめに断っておきますが、私はシーズン中よりストーブリーグを愛するかもしれない程度の野球ファンです。試合を見た上での記述などほとんどありはしません。
★☆☆☆☆
 仁志がトレードに出されたと思ったら、今度は谷を獲得。ありそうといえばありそうな話だけど、長嶋茂雄がほしがっていたのは何年前だったかしら、とか思う。そう、二十二歳の選手二人、それもそれなりにアマ時代に名の売れた選手二人出して、満身創痍の三十三歳獲って釣り合いがとれるのだろうか。本当に字面見ただけの印象に過ぎず、来年のオフにこの若手二人が解雇される可能性だってあるわけだけれども、やはりこれはオリックス得なんじゃないかと思うわけだ。それで、ますます‘元パ・リーグオールスター’になりつつある読売巨人軍、大丈夫なのか?
 俺はそもそもカープファンになると同時にアンチ巨人になった人間だ(id:goldhead:20040930#p3)。それ以来、巨人は憎むに値する悪役であり続けたと思うし、ナベツネのやること日本プロ野球界を誤らせてきたという思いある。しかし、もう、最近は、どうにも、その憎んだり、嫌ったりという感情は抱けなくなった。ジャイアンツファンに怒られるかもしれないが、何となく‘二つ目のカープ’という印象すらある。
 そりゃあ、資金面その他、広島とは対極にあるようなチームだし、強かった時代も広島より近い。それでもこの迷走ぶりというか、ダメっぷりというのは、なんとなく親近感を抱かざるをえない。成績的には最近の横浜などに感じてもいいのだろうが、それはあまりなく、やはり情報量の違いかもしれないが。
 さらに言ってしまえば、マーティ・ブラウン黒田博樹の残留などあって、カープファンとしての俺は広島上昇(三位くらいまでに)の気運を感じているところ。そこへきて、読売のこういうニュース(って言い方は谷ファンの方にも失礼だとは思うが)。たとえ年俸半分にしたって、高い買い物じゃないのかな、とか。そもそも、金に物を言わせて大選手を集めてきたものが、だんだん単なる「受け入れ」みたいになって、これまたさまざまのファンのおしかりを受けそうだが、「金のある楽天みたい」とすら思う。広島がよそのことをとやかく言えるほど立派なチーム編成をしてきたとは言わないけれど、なんで金があるのにそうなの、と。
 というわけで、まあ、いずれ東スポがネタに困ったら、いや、困らなくても「そこで谷亮子夫人を使った仰天プランを画策しているというのだ」的記事を書くのが目に浮かぶようなこのトレード、その顛末がどうなるのか注目したい。
______________________
★どうでもいい鴨志田追記→鴨志田ってどんな投手だったかと、「鴨志田」だけ入れて検索。すると、鴨志田穣の名が上位に。要するにサイバラの元旦那の鴨ちゃんだ。それで、さらに見ていくと、こんなサイト。
http://www.r-kamoshida.net/
 「鴨志田リエ」さんってあんた、一瞬サイバラそのものかと思っちまったよ。なんか顔かたちも似ているような。がんばって目黒区をよくしてください。目黒区といっさい縁がないけれど。