http://www.nikkansports.com/battle/kameda/f-bt-tp1-20061212-129377.html
亀田との対戦で日本で最も有名なベネズエラ人になった。この日は韓国人俳優のソン・スンホンの来日と重なったこともあり、成田空港には約800人の女性ファンが駆け付けていたが、たくさんのファンから握手、サイン攻めにあった。
だが、ちょっと待ってほしい。西武のカブレラの方が有名では……ないな。もうすっかり下火だが、あのころの亀田興毅や亀田周りはすごかった。俺も夢中だった。でも、冬の寒さとともに忘れかけているのであります。でもあれだ、なんとなくボクシングの話題は見るようになったし、地上波もやってりゃ見る。こないだの深夜も、名城信男の防衛戦見たし。TVブロスのあらかじめの番組表には載って無くて、たまたま合わせたらやってただけだけど。で、やっぱり採点ごっこしたら、ずいぶん公式と違ったっけ。夜おそくて、首がっくんがっくんさせながらだったけど。
えーと、そうだ、それで、ファン・ランダエタ。ドイツで合宿とかいう話もあったらしいけど、ベネズエラから直行になったとか。南半球からの遠征だから、季節感合わせるためにはドイツ経由の方がよさそうに思えるが、二度の輸送リスクや滞在経費なんかも問題か。長期滞在で調整するよりも、すぐにレースに使った方がいい場合もあるしな、うん。競馬じゃないしな、うん。
というわけで、急に女性に囲まれてしまったランダエタさん。ソン・スンホンさんは誰か知らないが、彼のファンたちも単にランダエタの顔を知っているというよりも、いくらかの好意あっての握手・サイン攻めではなかろうか、と思いたい。ランダエタさんもいくらかいい気持ちになってくれたら、わるい話ではない(現ソフトバンクの多村仁のように虚弱体質だとマイナスだが)。
というわけで、なんであれランダエタにはがんばってもらいたい。本当に試合してもらいたい。まあ、どんなことがあっても、想定の範囲内になりつつある亀田だけれども、「ちゃんとした試合だった」と思えるようなものが見たい。せっかく地上波で見られるのだから、ねえ。