ガパオ・ライス

 こないだの土曜日、みなとみらいの地下でガパオライスプレート食ってて、このひき肉に染み込んだ味はナンプラーだなって思って、作りたくなって、作ってみることにした。
http://www.isedelica.co.jp/recipe/products/cool/friedrice.htm
http://blog.livedoor.jp/abuchiku/archives/50121511.html
http://blog.q-ring.jp/510takako/4
 検索してみていくつか出てきて、上の三つを参考にさせていただいた。やっぱりナンプラー、それにオイスターソース、そこんところが肝なのだな。それで、それらを参考に、作ってみることにした。レシピは、いいとこどり、というか、無いところ無しというか、そんな感じでやってみることにした。

 単純なことだけど、セロリが好きだったり嫌いだったりする歌があったりするように、セロリは好き嫌いのある野菜だと思う。俺の基準で言えば、セロリなんてのはパクチーとかそのあたりのくせ者に分類されるべきなんだけれども、なんかキュウリやトマトなんかと並んで扱われて、なかなか売り込みのうまい奴だと思う。
 セロリは食えなかった、子供のころ。このごろは、食えないことはないが、買いたいものではなかった。が、こないだカレー作ったんだ。そんときに参考したレシピに、セロリのみじん切りあって、それで買った。それで出来たカレーが上出来だったんで、セロリはオーケーの箱に入った。どちらかといえば、くせ者の方が好きなんだよ。

 そのセロリ、またレシピの一つにあったので、今回も投入してみた。ニンニクとショウガをみじん切りに、とあるので、その組み合わせなら前のカレーと一緒。この組み合わせはいろいろやれるのかもしれん。セロリ一本、それにタマネギ半分。炒めて、鶏のひき肉300g超投入。酒、投入。
 さて、ここで辛みが困った。俺は辛みは好きだが、タカノツメ、トウガラシ、輪切りのやつとか、あれは腹をこわすから嫌いだ(摂取しすぎの説もある)。でも、辛みはあった方がいいと、一味唐辛子。さらにトウガラシ+酢+岩塩でタバスコ、+油でラー油。このあたりを少量ずつ投入。今回は初なので控えめにしてみた。

 それでもって、ナンプラー投入。ナンプラーは前にも買ったが、どうにも持てあましたのだった(id:goldhead:20060116#p1)。でも、こうやってレシピを与えられると活躍できよう。今回のはスーパーで買った日本のやつで、きちんと容器の蓋がしまるのでいい。で、オイスターソースと混ぜると、おおアジアティックボーイ。

 ところで、ガパオが何を指すかといえば、当地のバジルのこと。スイートバジルくらいなら、部屋の植木鉢から……と思ったが、あいにくバジルやってなかった。パクチーコリアンダー)は葉が貧弱で花など咲いていて、フェンネルはちょっと違うだろうし、ローズマリーも違うだろう。レモンバームには小さな羽虫がついてしまって、切り戻し中。今回のバジルは、人が育てているのをいただいた。

 さて、それでもって、火ィ通ったかというところで皿に盛って、目玉焼きづくり。ご飯に肉盛って、玉子のせて、いや、もうカンペキ……というほど自信家ではないけれども、けっこうやれた感はある。肉300もあれば二食分から三食分、オイスターナンプラーの初期投資さえしてしまえば、あとは野菜だけでもいけるかもしれんし、この組み合わせからほかの肉でも魚でもやれば、アジア丸出しな感じでいいかもしれん。いろいろ試してみよう。