『マトリックス』

　ここんところSFとかサイバーパンクとかが好きでさ、『攻殻機動隊S.A.C』の総集編三本見て、そのあとどうしよう、なんかねえか、ギブスンでも読み返すかって思ってて、なんか映像作品少ねえなって気づいたりして、それで、そういや『マトリックス』あんじゃんって思ったわけ。そりゃああんだけ一世風靡した『マトリックス』、俺だってレンタルやテレビで見たけれどさ、正直そんときはSF自体興味ねえし、あの撮影法とアクション、黒のロングコートとかそんなんしか覚えてなくてさ、さらに二本目、三本目は完全にスルーしてたの思い出してさ、そうだ、あれSFで、パンクで、そこいっとかなきゃって思ったわけ。
　それでさ、とりあえず感想なんだけどさ、エージェント・スミスが思ってた以上に福田康夫首相に似ていたってこと。そりゃまあ、もう、今さらな話だけれども、でもさ、こう一枚画像とかじゃなくて、動いてる映画見てそう思えるってのは、やっぱり似てるんだなってさ。
　で、それはともかくさ、まあなんつーか、一作目は一作目でさ、やっぱ最後まで見てナンボってことはあるよねって。でもさ、たとえばマトリックス内でミスタ・アンダーソンが没入（ジャック・イン）していた電脳空間（サイバースペース）って、マトリックスにとっての何だったのかとか、そのあたりとかは気になるなあとか。でもさ、そうか、マトリックス内でスゲエハカーのネオさんが無敵なのは、超AI級だからなんだなとか、なんか合点がいったところもあったのだった。
　あと、『ニューロマンサー』思い出したついでに、首だけのロージェノムってディクシー・フラットラインじゃんって気づいた。ゴーストはコピーできるのか？　『ターミナル・エクスペリメント』（asin:4150111928
／ロバート・J・ソウヤー）の映像化を見てみたい。
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　そうだ、土曜日の夕方のことを思い出したぞ。土曜日の夕方はほっつき歩いてる可能性が高くて、もっとも夕刻は家路につくころなんだけれども、それでいっさい縁がなかった『電脳コイル』、なんだよこれ、面白い、いや、こんな途中から見るからあれだ、面白そうじゃねえの。なんだよこれ、俺、何見逃してきたんだよってくらいだよ。それでなんかこう、緊迫したところで、来週は総集片だか総集編だかおさらいだかで、俺、すげえナイスタイミングじゃんって思ったけど、やっぱりそれ、俺、なんかやっぱり再放送待つのかな、俺。そういやグレンラガンの再放送、一話、二話、三話ときて、たぶん次見たことあるのでスルーしたけど、これ続けてたら、肝心な未見回逃しちゃう可能性あるよな、気ぃつけよ。